ペイントエリアで高確率に得点可能な左利きのビッグマン
8月7日(現地時間6日)、複数の現地メディアによると、トロント・ラプターズはセンターのグレッグ・モンローと1年220万ドルの契約で合意に達したという。
イースタン・カンファレンス制覇を狙うラプターズは、今夏のトレードでサンアントニオ・スパーズからカワイ・レナードとダニー・グリーンを獲得する見返りに、デマー・デローザンとヤコブ・ポートルを放出。
そのため、ポートル移籍によってバックアップセンターが不在となっていた。モンローにはヨナス・バランチュナスのバックアップとしての役割が期待されている。
モンローは2010年ドラフト1巡目7位でデトロイト・ピストンズに指名されたビッグマン。211センチ120キロと立派な体躯を誇り、主にペイントエリアで得点を効率良く稼ぐことができるレフティである。
昨季はミルウォーキー・バックスで開幕を迎えるも、シーズン序盤にトレードでフェニックス・サンズへ移籍。2月2日(同1日)にサンズからウェイブされると、2月9日(同8日)にボストン・セルティックスへ加入。3チームで計51試合(うち先発は14試合)に出場し、平均20.4分10.3得点6.9リバウンド2.2アシスト。フィールドゴール成功率では56.5パーセントという高確率を記録。
また、ビッグマンとしてはパスさばきにも非凡なものを持っており、キャリアの中でトリプルダブルを2度達成している。直近となった4月7日(同6日)のシカゴ・ブルズ戦では、約28分のプレータイムで10投中8本のショットとフリースローを3本すべて決めて19得点を挙げたことに加え、11リバウンド10アシストをマークした。
キャリア9年目の今季、モンローは新天地ラプターズでバランチュナスやサージ・イバカのバックアップとして、ベンチから得点力とリバウンド力をもたらすことができるはずだ。