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8月6日(現地時間5日)、ラスベガスにあるウェストゲイト・スーパーブックのオッズメーカーによる、今季の予想勝利数が明らかとなった。
イースタン・カンファレンスのトップ予想はボストン・セルティックスの57.5勝、続いてフィラデルフィア・セブンティシクサーズとトロント・ラプターズがそれぞれ54.5勝で追う様相となっている。
また、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)を失ったクリーブランド・キャバリアーズは30.5勝と、昨季(50勝)から大幅にダウンとなった。
一方、強豪ひしめくウエスタン・カンファレンスでは、3連覇を狙うゴールデンステート・ウォリアーズがトップの62.5勝、昨季リーグトップの65勝を残したヒューストン・ロケッツが54.5勝、オクラホマシティ・サンダーが50.5勝でトップ3を形成。
昨季のウエストでは、50勝以上を挙げたチームがロケッツ(65勝)とウォリアーズ(58勝)の2チームしかなかった。しかし3位のポートランド・トレイルブレイザーズから9位のデンバー・ナゲッツまでのゲーム差がわずか3ゲームと、大混戦となっていたのだが、今季もその流れは継続することが濃厚なようだ。
このオッズメーカーでは、トップ3に続くチームとしてユタ・ジャズ(48.5勝)、ナゲッツ(47.5勝)、ニューオリンズ・ペリカンズ(45.5勝)、ミネソタ・ティンバーウルブズ(44.5勝)、サンアントニオ・スパーズ(43.5勝)、ブレイザーズ(41.5勝)をリストアップ。
そして注目のレイカーズは48.5勝と、プレーオフ出場争いどころかウエストの上位争いにも食い込んでくるという予想となった。
このオッズメーカーのジェフ・シャーマンは現地メディア『ESPN』に対して、メールでこう語っている。
「ウエスタン・カンファレンスは(イーストよりも)タフなものだと我々は感じています。その中で、レイカーズはウエストの他チームのように競争力があると判断し、この予想勝利数としました」。
そしてレブロンの存在は、このオッズメーカーでも別格だという。昨季までのキャリア15シーズンにおいて、レブロンが所属していたチームは平均52.2勝を記録している点も、レイカーズの予想勝利数を大幅に上昇させる要因となったようだ。
「我々はレブロンが与えたインパクトを何度も見てきました。彼がウエストに移ろうとも、これまでに見せてきたインパクトが著しくダウンすることはないと考えています。ヤングコアと共にレブロンがプレーすることで、レイカーズは10から12勝の上積みがあると我々は予想しました」。
昨季、レイカーズが残した成績は35勝47敗。ブランドン・イングラムやロンゾ・ボール、カイル・クーズマ、ジョシュ・ハートといったヤングコアに、レブロンを筆頭とするベテラン陣を加えたことで、レイカーズは50勝近く挙げるという。
もちろん、これらはあくまで予想であり、毎年下馬評のようにシーズンが進むとは限らない。開幕前に主力がケガをして出遅れることや新加入選手が多いことでチームがかみ合わないことも十分ありうるだろう。それでも、なかなか興味深い予想と言っていいのではないだろうか。
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