8月14日、ナイキ原宿店にて「WHY NOT? TOUR TOKYO」で初来日した“ミスター・トリプルダブル”ことラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティー・サンダー)のトークショーが行われた。
11時のスタート前から会場内外にたくさんのファンが詰めかけた同イベント。そして、待ちわびたウェストブルックが登場すると、本日最初の歓声がわいた。昨日初めて日本に降り立ったウェストブルックだが、日本での滞在を堪能している様子で、終始笑顔で日本のファンとの交流を楽しんだ。
MCの佐々木クリス氏の進行で行われたトークショー、同氏から普段から心がけていることを聞かれると「人に何かを求めるより、自分から始める、そして示していかないと誰もついてこない」とリーダー論を語った。また、今回のツアーのネーミングにも使われているウェストブルックの座右の銘、“WHY NOT ?”については、「他者から何を言われようが、自分を信じることが大切。若い人たちもまず自分を信じてほしい」と、その意味を話してくれた。
ファッションアイコンとしても知られるウェストブルックだが、彼のファッションセンスについて大きな影響を与えたのは母親だと明かした。「母が僕のファッショアドバイザーさ。彼女からインスパイア―されたものが大きい。今回、東京のことも色々と聞いたよ。買い物も楽しみにしているよ」。
トークショーの終盤では参加者からの質問に答え、「どうしたら上手くなれますか?」という問いに対しては、「一貫性を持って、集中力を切らさず練習を繰り返すこと」とアドバイス。さらに「バスケットボールに限らず1つのことをやり続けることで役に立つはず」とエールを送った。
最後には自身のスマートフォンでファンとセルフィーに納まったウエストブルック。なお、ウエストブルックは同日17時から代々木公園バスケットコートにて行われるキッズクリニックと現役Bリーガーも参加するエキシビジョンマッチに登場することになっている。