ウェストブルックが右膝の関節鏡視下手術によりウォリアーズとの開幕戦出場は微妙か

開幕戦の出場が微妙になったウェストブルック[写真]=Getty Images

4週間後に再検査、シーズン序盤の数試合を欠場する可能性もあり

 9月13日(現地時間12日)、オクラホマシティ・サンダーのオールスターガード、ラッセル・ウェストブルックが右膝の関節鏡視下手術を受けたと現地メディア『ESPN』が報じた。

 この手術により、コートに出てプレーできるかどうかは4週間に再検査することになるという。そのため、9月26日(同25日)から始まるトレーニングキャンプとプレシーズンの欠場がほぼ確実となった。

 また、10月17日(同16日)にオラクル・アリーナで開催されるゴールデンステート・ウォリアーズとの開幕戦を含むレギュラーシーズン数試合を欠場する可能性がある。

 ウェストブルックは先週、トレーニングキャンプに向けてワークアウトを行った際、関節部分にいくつか違和感を感じたと同メディアは報じている。そのため、今回の手術は膝のメンテナンスという認識のようだ。

 今季でキャリア11年目を迎えるウェストブルックは、昨季まで2シーズン連続で平均トリプルダブルをマークしているリーグ史上最高級の万能型ポイントガード。今夏サンダーはポール・ジョージとの再契約に成功し、フリーエージェント(FA)でビッグマンのナーレンズ・ノエル、トレードでスコアリングポイントガードのデニス・シュルーダーを獲得するなど、戦力増強に成功した。

 ウェストブルックがシーズン序盤を欠場することになれば、サンダーはシュルーダーを先発にスライドし、ベテランのレイモンド・フェルトンを控えに据えることが予想される。

ウェストブルックがシーズン序盤欠場となれば、ドイツ出身のシュルーダーが先発PGを務めることが濃厚[写真]=Getty Images

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