昨季ペリカンズで復活を遂げたエメカ・オカフォーがトレーニングキャンプを前に解雇

昨季途中にペリカンズで5年ぶりとなるNBA復帰を果たしたオカフォー[写真]=Getty Images

今年2月に5年ぶりとなるNBA復帰を果たした2005年の新人王

 9月20日(現地時間19日)、ニューオリンズ・ペリカンズはエメカ・オカフォーをウェイブしたと発表した。

 2004-05シーズンに平均15.1得点10.9リバウンド1.7ブロックを挙げたオカフォーは、ドワイト・ハワード(現ワシントン・ウィザーズ)を抑えて新人王を獲得。また、オカフォーはNBAデビューから7シーズン連続で平均2ケタ得点、5シーズン連続で平均2ケタリバウンドをマークしてきた。

 しかし、13-14シーズンからは首の椎間板ヘルニアに苦しみ、4シーズンを棒に振っていたのだが、今年2月にペリカンズと10日間契約を結ぶと、2度目の10日間契約をはさんでシーズン終了までの契約を勝ち取り、5年ぶりにNBA復帰に成功。

 昨季は26試合(うち先発は19試合)に出場し、平均13.6分4.4得点4.6リバウンド1.0ブロックをマークし、ペリカンズのプレーオフ進出に貢献。プレーオフでは1試合のみの出場にとどまったものの、まだまだNBAでプレーできることを証明してみせた。

 現地時間9月28日に36歳を迎えるオカフォー。208センチ114キロのビッグマンにスターター級の働きを求めるのはさすがに酷だが、限定的な役割であれば、まだ所属チームに貢献できるのではないだろうか。

2004年のドラフト同期、ハワード(右)と再会したオカフォー(左)[写真]=Getty Images

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