2020.02.19
7月4日(現地時間3日)、複数の現地メディアは、ジェフ・グリーンがワシントン・ウィザーズとの1年契約に合意したと報じた。
『ESPN』によると、グリーンの契約は1年250万ドルになるという。
グリーンはメリーランド州のプリンス・ジョージズ・カウンティーで生まれ育ったことから、ウィザーズ移籍はホームタウンへの帰還となった。
今季でキャリア10年目を終えたグリーンは、キャリア平均30.3分13.2得点4.6リバウンド1.6アシストを残している31歳。両フォワードをこなせる器用さがあり、今季はクリーブランド・キャバリアーズでプレー。時折豪快なダンクをたたき込むなどハイライトシーンにも何度か登場していた。キャブスではレギュラーシーズンで平均10.8得点3.2リバウンド1.3アシスト、プレーオフでは平均7.7得点2.4リバウンド1.5アシストを残している。
特にボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス・ファイナル第7戦では、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)の35得点に次ぐ19得点を挙げて勝利に大きく貢献。脳震とうにより欠場したケビン・ラブの穴を埋める活躍を見せた。
ウィザーズでは、ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍したマイク・スコットに代わるベンチの得点源の1人として、グリーンの活躍に期待がかかる。
また、『USA TODAY Sports』によると、6月21日(同20日)にシャーロット・ホーネッツからブルックリン・ネッツへトレードされたドワイト・ハワードが、ネッツとのバイアウト(契約買取)に合意し、ウィザーズと契約する可能性が高いという。
ウィザーズは先月、先発センターのマーチン・ゴータットをクリッパーズへ放出していた。そこでハワードの獲得を狙っているようだ。なお、ウィザーズはタックスペイヤー・ミッドレベル例外条項である530万ドルで契約しようとしていると、同メディアが報じている。
もしハワード獲得が実現すれば、ウィザーズはグリーンとハワード、そしてゴータットの見返りに獲得したコンボガードのオースティン・リバースを加えることとなり、戦力アップはほぼ確実と言っていいだろう。
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