トレード希望しているウルブズのジミー・バトラー、他チームへの移籍は“時間の問題”

トレードが成立しなければ、バトラーはトレーニングキャンプにも参加しない？

　ミネソタ・ティンバーウルブズのオールスター、ジミー・バトラーは、近日中にトレードで他チームへ移籍する可能性が高くなってきた。

　バトラーは先日、ロサンゼルスでウルブズのバスケットボール運営部門代表兼ヘッドコーチのトム・シボドーとミーティングを行い、複数の現地メディアがトレードを要求したと報じていた。

　その報道が出た当初、ウルブズはバトラーのトレードに消極的だったのだが、ここにきて事態は一変。9月22日（現地時間21日）の時点で、『ESPN』によると、「ウルブズのグレン・テイラーオーナーはバトラーをトレードしようとしている。あとは時間の問題」という状況のようだ。

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Earlier reports that Butler is no longer available have changed

If teams want him, they “should contact [owner Glen] Taylor himself if necessary” https://t.co/ZLO5gBEjIL pic.twitter.com/AtAAuVhwAN

— Bleacher Report (@BleacherReport) September 21, 2018

　『The Athletic』によれば、バトラーがトレードで移籍することは「現実に起こりうること」とし、トレードが成立していない場合、26日（同25日）から始まるトレーニングキャンプにバトラーが姿を現さないだろうと報じている。

　昨季は2004年以来14年ぶりにプレーオフへ出場したウルブズ。大黒柱バトラーを軸に、カール・アンソニー・タウンズやアンドリュー・ウィギンズ、ジェフ・ティーグ、タージ・ギブソンらを中心とした布陣でようやく大舞台への切符を手にしたものの、今季は開幕前から激震が走ってしまった。

　バトラーが移籍先として希望しているのはブルックリン・ネッツ、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・クリッパーズの3チーム。このうち、いずれかとトレードが成立するかは確定ではないものの、オールスター選出4度を誇る攻防兼備のバトラーならば、ウルブズは即戦力の選手を見返りに獲得できるはず。

　はたして、バトラーは今季どのチームでプレーするのか。そして、ウルブズは誰を獲得することができるのか。今後の動向から目が離せない。