ラプターズデビューを飾ったカワイ・レナードが自己分析「僕は面白いヤツなんだ」

ラプターズ加入後、初めてメディアの前に登場したレナード[写真]=Getty Images

記者へ笑顔を見せるなど「今はすごくいい感じ」と自らを評したレナード

 9月25日(現地時間24日)、NBAではほぼすべてのチームがメディアデイを行い、選手たちが一同に集結。メディア対応や写真撮影、練習などを行った。

 トロント・ラプターズでは、今年7月にサンアントニオ・スパーズからトレードで加入したカワイ・レナードダニー・グリーンが、マサイ・ウジリGMと共にメディアの前に登場し、現地記者からの質問に答えた。

 そこで『The Toronto Star』のダグ・スミス記者がレナードへ興味深い質問をしていたので紹介したい。

 「ここに集まった人のほとんどは、あなたのことをまだあまりわかっていないと思います。ご自身のことを表現してください。あなたは人々に、どんな人物だと知ってほしいですか?」とスミス記者が聞いたところ、レナードは少し間をおいてこう切り返した。

 「僕は面白いヤツなんだ。それにバスケットボールが大好きだ。でも僕のことをあなたに教えるためには、もっとたくさん質問してくれないと。あなた方に対して大げさにしゃべってあげることはできないなぁ。だって僕は、あなたがどこに座っているかさえわからないんだから」。

 そう語ると、突如笑い始めたレナード。スパーズからラプターズへと移籍して心機一転、新たなチームでプレーするにあたって「今はとてもいい感じさ」と続けた。

 ボストン・セルティックスやフィラデルフィア・セブンティシクサーズが注目を集めているものの、ラプターズは昨季イースタン・カンファレンストップの59勝23敗を残している。デマー・デローザン(現スパーズ)らを失ったとはいえ、リーグ屈指の実力者レナードやベテランのグリーン、グレッグ・モンローらを加えることに成功したのだから、決してラプターズを侮ってはならない。

 攻防兼備のオールスター、レナードがカイル・ラウリーを筆頭に新たなチームメートたちとケミストリーを構築し、ラプターズはどのようなチームへと進化していくのか。今季のイーストにおける覇権争いに注目したい。

一際大きな手でボールを鷲掴みし、攻防両面でインパクトを与えるレナード。ラプターズをイースト制覇へと導けるか?[写真]=Getty Images

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