記者へ笑顔を見せるなど「今はすごくいい感じ」と自らを評したレナード
9月25日(現地時間24日)、NBAではほぼすべてのチームがメディアデイを行い、選手たちが一同に集結。メディア対応や写真撮影、練習などを行った。
トロント・ラプターズでは、今年7月にサンアントニオ・スパーズからトレードで加入したカワイ・レナードとダニー・グリーンが、マサイ・ウジリGMと共にメディアの前に登場し、現地記者からの質問に答えた。
Kawhi speaks for the first time… 🤷🏻♂️ https://t.co/J3B92tC0Gj
— Dime (@DimeUPROXX) September 24, 2018
そこで『The Toronto Star』のダグ・スミス記者がレナードへ興味深い質問をしていたので紹介したい。
「ここに集まった人のほとんどは、あなたのことをまだあまりわかっていないと思います。ご自身のことを表現してください。あなたは人々に、どんな人物だと知ってほしいですか?」とスミス記者が聞いたところ、レナードは少し間をおいてこう切り返した。
「僕は面白いヤツなんだ。それにバスケットボールが大好きだ。でも僕のことをあなたに教えるためには、もっとたくさん質問してくれないと。あなた方に対して大げさにしゃべってあげることはできないなぁ。だって僕は、あなたがどこに座っているかさえわからないんだから」。
そう語ると、突如笑い始めたレナード。スパーズからラプターズへと移籍して心機一転、新たなチームでプレーするにあたって「今はとてもいい感じさ」と続けた。
ボストン・セルティックスやフィラデルフィア・セブンティシクサーズが注目を集めているものの、ラプターズは昨季イースタン・カンファレンストップの59勝23敗を残している。デマー・デローザン(現スパーズ)らを失ったとはいえ、リーグ屈指の実力者レナードやベテランのグリーン、グレッグ・モンローらを加えることに成功したのだから、決してラプターズを侮ってはならない。
攻防兼備のオールスター、レナードがカイル・ラウリーを筆頭に新たなチームメートたちとケミストリーを構築し、ラプターズはどのようなチームへと進化していくのか。今季のイーストにおける覇権争いに注目したい。