複数のポジションをこなせる選手が多い中、リバウンドを危惧するレブロン
10月1日(現地時間9月30日)、ロサンゼルス・レイカーズはデンバー・ナゲッツとのプレシーズンゲーム初戦を終え、107-124で敗れた。
この日、レイカーズはレブロン・ジェームズをはじめ、ラジョン・ロンドやジャベール・マギー、ランス・スティーブンソンといった新加入のベテラン選手たちが“試運転”としてプレー。スターターとしてロンド、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ブランドン・イングラム、レブロン、マギーが出場し、ベンチからカイル・クーズマやスティーブンソン、ジョシュ・ハートらが登場した。
試合には17点差で敗れてしまったものの、左膝手術からの回復中ということで、大事を取ってロンゾ・ボールが欠場しており、レイカーズはフルメンバーではなかった。もっとも、フルコンタクトの練習にも少しずつ参加しているボールは、開幕戦には出場できる見込みとなっている。
9月30日(同29日)、チーム練習を終えたレブロンは、今季のロースターを見たうえで、こんな言葉を残していた。
「俺たちはポジションレスなチームになりたい。俺たちがそれぞれ異なったポジションをプレーしていくことは何度も出てくるだろう。でもそれは、このチームにとって有益なことだと思う」。
レブロンはもちろんのこと、レイカーズにはイングラムやクーズマ、マイケル・ビーズリーといった複数のポジションをこなせる選手がおり、彼らを交互に使い分けることができる。レブロンはこう続けていた。
「俺たちには複数のポジションをプレーできる選手がたくさんいる。それはとてもいいことだ。ただ、リバウンドについては互いに助け合わないといけない」。
ナゲッツ戦ではレイカーズの主力選手がレギュラーシーズンほどのプレータイムではなかったものの、それはナゲッツも同じ。そんな中、リバウンド数を見てみると、ナゲッツの50本に対してレイカーズは37本にとどまっていた。レブロンが指摘したように、リバウンド面はチームとして改善していくことが求められるだろう。
レイカーズのプレシーズン2戦目は、10月3日(同2日)。ホームのステープルズ・センターで再びナゲッツと戦うこととなる。どのようなアジャストを見せていくのか、注目したい。