マイクロソフトの共同創立者は、複数のプロスポーツチームのオーナーを兼任
10月16日(現地時間15日)、ポートランド・トレイルブレイザーズのオーナー、ポール・アレン氏が非ホジキンリンパ腫のため亡くなった(享年65)。
We miss you.
We thank you.
We love you. pic.twitter.com/rxkn1IjJ0R— Portland Trail Blazers (@trailblazers) October 15, 2018
アレン氏は幼少期の友人ビル・ゲイツらと共にマイクロソフトを創立。1988年からブレイザーズのオーナーを務める傍ら、97年からはシアトル・シーホークス(NFL)、シアトル・サウンダースFC(MLS=サッカー)の共同オーナーも兼任。
88年、35歳の時にブレイザーズのオーナーとなったアレン氏は当時、現地メディア『AP』へ「ゲームを心底愛するファンである私にとって、これは夢が実現した瞬間だ」とコメント。以来、約30年にわたってブレイザーズのオーナーを務め上げた。
ブレイザーズはアレン氏がオーナーを務めた期間に2度のファイナル進出(90、92年)、そして23度もプレーオフに出場してきた。アレン氏の逝去を受けて、ブレイザーズは「We miss you. We thank you. We love you.(あなたがお亡くなりになられて寂しい。私たちはあなたに感謝している。そしてあなたを愛している)」とSNSに投稿。
NBAコミッショナーのアダム・シルバーも、「ポール・アレンという男は、ビジネスとスポーツ面において最高の先駆者でした。彼がいない中で新たなシーズンをスタートさせるのは本当に寂しいものです。彼の家族や友人、そしてブレイザーズの組織全体へ、お悔やみ申し上げます」と声明文を発表した。