絶好調カリーは3ポイントで新たなNBA記録を樹立
10月29日(現地時間28日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはブルックリン・ネッツのホーム、バークレイズ・センターに乗り込んだ。
アウェーのウォリアーズはステフィン・カリーとKDことケビン・デュラントを中心に得点を重ね、前半を63-49とし、ネッツから14点をリード。
第3クォーターは点の取り合いとなるも、ここでもウォリアーズが30-28と上回り、16点リードで最終クォーターへ。
だがネッツも第4クォーターに反撃。キャリス・ルバートやディアンジェロ・ラッセルらが3ポイントを沈めるなどウォリアーズを猛追し、残り1分55秒にラッセルのドライブで2点差まで詰め寄った。
するとウォリアーズはデュラントのプルアップジャンパー、カリーの3ポインターでネッツを突き放し、最終スコア120-114で勝利。4連勝となり、今季成績を6勝1敗とした。
勝利したウォリアーズは、カリーが7本の3ポイント成功を含むゲームハイの35得点に7リバウンド、デュラントが34得点8リバウンド6アシスト、クレイ・トンプソンが18得点5リバウンド、ドレイモンド・グリーンが13アシスト5スティールを記録。
絶好調のカリーはこの試合で7本の3ポイントを決めたため、5本以上の3ポイント成功がこれで7試合連続となり、NBA新記録を樹立。これまでの記録は1996年にジョージ・マクラウド(元ダラス・マーベリックスほか)がマークした6試合連続だった。
自身のシュートタッチが良かったからか、あるいはあふれ出る自信からなのか、カリーは「彼ら(ネッツ)は第4クォーターに絶好調となり、(逆転するという)面白いことを狙っていたけど、僕らは勝利するために十分なプレーを決めることができた」と『AP』へ語っている。
敗れたネッツではラッセルが5本の3ポイントを決めて25得点6リバウンド6アシスト、レバートが4本の3ポイント成功を含む23得点7アシスト、アレン・クラブが14得点5リバウンド、スペンサー・ディンウィディが12得点、ジャレット・アレンが11得点4アシスト2ブロックを残した。
ネッツはこの試合、3ポイントが好調で、42投中20本(成功率47.6パーセント)を決める猛攻で王者を苦しめたものの、この敗戦で2勝4敗となった。