開幕6連敗のキャブス、タロン・ルーHC解任に加え大黒柱ケビン・ラブも長期離脱か?

チームトップの平均19.0得点13.5リバウンドを残しているラブ[写真]=Getty Images

左足の指の痛みを完治させるべく、1か月以上の戦線離脱が濃厚

 昨季のイースタン・カンファレンス王者クリーブランド・キャバリアーズが苦しんでいる。絶対的な柱レブロン・ジェームズがロサンゼルス・レイカーズへ移籍して迎えた今季、10月29日(現地時間28日)終了時点で、リーグ唯一の全敗チームとなっている。

 するとキャブスは29日(同28日)にタロン・ルーHCとデイモン・ジョーンズACを解任。アソシエイト・ヘッドコーチのラリー・ドリューがヘッドコーチ代行を務めることとなった。

 だが、キャブスが今季初勝利を挙げることができるのは、まだまだ先になるかもしれない。というのも、今季ここまで4試合に出場し、チームトップの平均19.0得点13.5リバウンドを記録しているケビン・ラブが、1か月以上も戦線離脱する可能性が高いからだ。

 リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、左足の指の痛みに悩まされているラブは、患部の回復には休息がベストな解決策と判断されたという。

 6試合を終えた時点で、リーグ25位の平均105.7得点にとどまっているキャブスにとって、ラブの離脱は大きな痛手になる可能性が高い。

 ラブ不在時は、ここまでチーム2位の平均16.2得点を挙げているジョーダン・クラークソンのステップアップや、3ポイント成功率13.3パーセントと不振に陥っているロドニー・フッドの復調が求められる。また、平均11.2得点を記録中の新人ポイントガード、コリン・セクストンの活躍にも期待したい。

ベンチスタートのクラークソン(右)や新人セクストン(左)がキャブスに初勝利をもたらせるか?[写真]=Getty Images

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