攻防両面でカワイ・レナードが大活躍! ラプターズがホームでシクサーズに快勝

チームトップの31得点をたたき出し、ラプターズを勝利へと導いたレナード[写真]=Getty Images

シクサーズにターンオーバーを連発させたディフェンスの名手レナード

 10月31日(現地時間30日)、トロント・ラプターズはホームのスコシアバンク・アリーナでフィラデルフィア・セブンティシクサーズを迎えた。

 30日(同29日)のミルウォーキー・バックス戦を休息のため欠場したカワイ・レナードが、気合十分でシクサーズに襲い掛かったこの試合。ラプターズは前半を終えて67-53とシクサーズを圧倒。

 後半に入ってもラプターズは攻撃の手を緩めず、ディフェンスでも積極的に攻め立てたことでシクサーズはターンオーバーを連発。最終スコア129-112でラプターズが勝利し、ホーム6連勝を飾った。

 ラプターズはレナードが31得点7リバウンド4アシスト4スティールと殊勲の活躍。さらにヨナス・バランチュナスが23得点2ブロック、カイル・ラウリーが20得点12アシスト、サージ・イバカが16得点8リバウンド2スティール3ブロック、パスカル・シアカムが15得点15リバウンド3スティールと続いた。

ラウリー(右)は自己最長となる6試合連続の2ケタアシストを記録した[写真]=Getty Images

 この日の主役はなんと言ってもレナードだろう。この試合で11本のターンオーバーを喫したシクサーズのベン・シモンズは試合後、『AP』へこうコメントしている。

 「彼の手はとてつもなく大きい。それに彼には長い腕があるんだ。すごいディフェンダーだと思う」。

 レナードの一際大きな手と長い腕が4本のスティールを奪っただけでなく、シクサーズが23本のターンオーバーを犯す一番の要因となったに違いない。

 シクサーズではジョエル・エンビードが31得点11リバウンド4アシスト、ロバート・コビントンが15得点4スティール2ブロック、JJ・レディックが13得点3アシスト、マイク・マスカーラが12得点5リバウンド、シモンズが11得点8リバウンド10アシスト。

 この試合を終えて、シクサーズは今季4勝4敗。ホームでは4戦無敗ながら、相手は昨季プレーオフに出場していないチームだった。一方アウェーではボストン・セルティックス、デトロイト・ピストンズ、ミルウォーキー・バックス、ラプターズが相手だったとはいえ、延長にもつれたピストンズ戦を除く3試合で完敗。

 「まずは(アウェーで)1勝を挙げないと…」というシモンズの言葉がシクサーズの現状を表していると言っていいだろう。

レナードを筆頭とするラプターズのディフェンスに苦しめられたシモンズは、自己ワーストの11ターンオーバー[写真]=Getty Images

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