何度もブルズの猛追に遭う中、ペイサーズが勝ち切って今季6勝目をマーク
11月3日(現地時間2日)、インディアナ・ペイサーズとシカゴ・ブルズが、ブルズのホーム、ユナイテッド・センターで対戦した。
第1クォーター。ブルズはウェンデル・カーターJr.が最初の約2分間に7得点を挙げるなど得点を量産。このクォーターを終えて37-22とペイサーズを圧倒。
すると第2クォーターでペイサーズが反撃。エースのビクター・オラディポを中心に得点を量産し、残り3分7秒にダレン・コリソンのショットが決まって50-50の同点に追いつく。その後リードが入れ替わるも、オラディポとマイルズ・ターナーのショットが決まり、60-58とペイサーズの2点リードで試合を折り返す。
ペイサーズは第3クォーターで27-22とし、7点リードで第4クォーターを迎えると、ブルズが一気に追い上げる。同クォーター序盤に2本の3ポイントで1点差の射程圏内へと迫ってみせた。
残り8分29秒にザック・ラヴィーンのショットで同点に追いつくと、アントニオ・ブレイクニーとラヴィーンの連続得点でリードを広げ、残り6分54秒で7点をリードする。しかしペイサーズはターナーとオラディポが11連続得点を奪い、残り3分20秒には4点リードで試合終盤へ。
残り37.1秒。ペイサーズはオラディポのフリースロー2本で105-101とするも、ブレイクニーが4ポイントプレーを決めて、残り30.5秒でブルズが追いつく。
だが、タイムアウト明けでペイサーズは残り18.5秒にコリソンが貴重なジャンパーをヒット。これが決勝弾となり、最終スコア107-105でペイサーズに軍配。
Victor Oladipo tallies 25 PTS, 14 REB, 5 AST to help the @Pacers go to 6-3 on the season! #Pacers pic.twitter.com/D43Xhi83g3
— NBA (@NBA) November 3, 2018
ペイサーズではオラディポがゲームハイの25得点14リバウンドに5アシスト2スティール、ターナーが18得点6ブロック、コリソンが14得点、タイリーク・エバンスが13得点をマーク。
何度もリードが入れ替わる試合を制したオラディポは、試合後に『AP』へチームメートたちとの関係を勝因の1つに挙げている。
「このチームについてすごいことは、うまく対応できるということ。僕らは互いを良く知っている。中には互いに怒ったりもするし、互いにチャレンジしているんだけど、それでもファミリーのような関係なんだ」。
ブルズではブレイクニーが22得点、ラヴィーンが20得点6リバウンド5アシスト、ジャスティン・ホリデーが3ポイント5本成功を含む19得点、カーターJr.が11得点8リバウンド6アシスト、ジャバリ・パーカーが11得点7リバウンドを記録し、最後まで奮闘したものの、2試合連続で1ポゼッション差の惜敗となった。