最終クォーターだけで41得点を挙げたオラディポ
11月6日(現地時間5日)、NBAは開幕第3週となる10月30日(同29日)から11月5日(同4日)における週間最優秀選手を発表した。
Record breaking three-pointers, reverse SLAMS and more. The best PLAYS from Week 3 around the association!https://t.co/5qJRPu8BSP
— NBA (@NBA) November 5, 2018
イースタン・カンファレンスではインディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポ(通算4度目)が選出。期間中、オラディポ率いるペイサーズは3勝1敗の好成績を残し、自身としては平均23.5得点10.3リバウンド4.0アシスト2.0スティールをマーク。4試合すべてで21得点以上と、安定感も光った。
また、4試合で合計94得点を記録したペイサーズのエースは、そのうち41得点を第4クォーターだけで奪っている。11月4日(同3日)のボストン・セルティックス戦では、残り3.6秒で決勝弾となる3ポイントを決める勝負強さを発揮している。
攻防両面で強烈な存在感を放つウェストブルック
一方、ウエスタン・カンファレンスではオクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルック(通算18度目)が選ばれた。期間中、ウェストブルックは平均28.0得点5.0リバウンド10.0アシスト3.3スティールを奪い、チームを3戦無敗へと導いた。
ウェストブルックは攻防両面でサンダーの最重要人物と言っても過言ではない。サンダーはウェストブルック出場時、オフェンシブ・レーティング(100回のオフェンスにおける得点)でリーグ7位の112.8得点を残しているのに対し、ベンチにいる時間帯ではリーグ26位の105.3へとダウン。
ディフェンシブ・レーティング(100回のディフェンスにおける失点)でも、ウェストブルック出場時ではリーグ7位の107.3点ながら、コートにいない時間帯になると、サンダーはリーグ16位の109.9点となっており、その差は歴然。4連勝中のサンダーは今季成績を4勝4敗の勝率5割とし、さらなる巻き返しを狙う。