バトラーのトレード志願にようやく終止符、先発フォワード陣らとの交換で決着
11月11日(現地時間10日)、リーグの情報筋が『ESPN』に伝えたところによると、ミネソタ・ティンバーウルブズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズがトレードに合意したという。
このトレードのメインはウルブズのジミー・バトラー。オールスター選出4度を誇るバトラーは、今季開幕前からチーム側へトレードを要求。開幕までに成立しなかったこともあり、ウルブズの一員としてプレーしていた。
Breaking: The 76ers have agreed to acquire Jimmy Butler in a trade with the Timberwolves, sources tell @wojespn and @ZachLowe_NBA. pic.twitter.com/RhbR09fP9J
— SportsCenter (@SportsCenter) November 10, 2018
ここまで10試合に出場したバトラーは、平均36.1分21.3得点5.2リバウンド4.3アシスト2.4スティール1.0ブロックをマーク。得点とスティールでチームトップの数字を残している。
ウルブズはバトラーと、キャリア2年目のセンター、ジャスティン・パットンをシクサーズへ、シクサーズはロバート・コビントンとダリオ・シャリッチ、ジェリッド・ベイレス、2022年のドラフト2巡目指名権をウルブズへそれぞれ放出することとなった。
コビントンとシャリッチは今季シクサーズで13試合すべてに先発出場。前者は平均33.8分11.3得点5.2リバウンド1.8スティール1.8ブロック、後者は平均30.5分11.1得点6.6リバウンド2.0アシストをマーク。
キャリア6シーズン目のコビントンは、ドラフト外からスターターへはい上がり、昨季は自身初となるオールディフェンシブファーストチームに選出された27歳。206センチのスモールフォワードは、2021-22シーズンまで契約が残っている。
シャリッチはクロアチア出身のパワーフォワード。今季でキャリア3シーズン目をプレーする208センチ101キロのシャリッチは、多彩な能力を誇る選手なのだが、今季はフィールドゴール成功率36.4パーセント、3ポイント成功率30.0パーセントと、昨季からそれぞれ約10パーセントダウンしていた。シャリッチは来季終了後(20年夏)に制限付きフリーエージェント(FA)となる。
なお、ベイレスはウルブズへ移籍後、ウェイブ(解雇)される見込みだという。