ロンド不在時はボールを中心にイングラムやスティーブンソンでカバー
11月16日(現地時間15日)、ロサンゼルス・レイカーズは、ポイントガードのラジョン・ロンドが右手の第三中手骨の骨折により、戦線離脱することを発表した。
現地メディア『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロフスキー記者によると、ロンドは17日(同16日)に手術を行い、3週間から5週間は欠場することになるという。
ロンドは15日(同14日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦の第4クォーターで同箇所を負傷していた。
キャリア13シーズン目のロンドは、今季ここまで11試合(うち先発は2試合)に出場。平均25.3分8.5得点4.5リバウンド6.5アシスト1.2スティールをマークしている。
レイカーズのルーク・ウォルトンHCはロンド離脱について「我々はこのことを振り払って前に進んでいく必要がある。もちろん、現実に起きてしまったことは認識しているが、それを受け止めたうえで、前に進むことを理解しなければならない。我々はグループとして、(ロンド不在の中)どのようなローテーションがベストなのか、今後も勝利していくために模索していくことになる」とコメント。
現在4連勝中のレイカーズは8勝6敗、ここ7戦で6勝と調子を上げてきただけに、頼れるベテラン司令塔の不在は大きな打撃になるかもしれない。「ロンドがこのチームでやっていることを代わりに遂行することはできない。彼はそれだけこのチームにおいて重要な選手なんだ。それでも、言い訳するつもりはない」とウォルトンHC。
ロンド不在時は、ロンゾ・ボールを中心に複数の選手がポイントガードを務めることになるだろう。昨季ボールが欠場していた時期にポイントガードを務めたブランドン・イングラムや、ランス・スティーブンソンが司令塔のポジションに入ることが予想されている。もちろん、大黒柱レブロン・ジェームズがカバーすることも十分可能だ。ボールは言う。
「今はただ、彼(ロンド)からゲームコントロールを学んでいる最中なんだ。彼がコートに入ると、彼の求めるペースになっている。それに皆がそれぞれのスポットにつくことができている。僕がトライしようとしているのはまさにこのことなんだ」。
レイカーズは18日(同17日)からイースタン・カンファレンスのチームとアウェー3連戦を迎えることとなる。