カリーはすでにフルコンタクトの練習に参加、12月上旬の戦列復帰が濃厚
11月9日(現地時間8日)に行われたミルウォーキー・バックス戦。ゴールデンステイト・ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリーは左鼠径部の張りにより途中退場。
その後、カリーは10試合を欠場。バックス戦を終えて10勝2敗を記録していたウォリアーズは、カリー欠場期間で5勝5敗と低迷。2014-15シーズンにスティーブ・カーHC就任後、最長となる4連敗を喫した。
だが、そこからウォリアーズは3連勝と復調の兆しを見せている。ケビン・デュラントとクレイ・トンプソンの得点力とチーム全体で遂行するディフェンスを軸に、ポートランド・トレイルブレイザーズ、サクラメント・キングス、オーランド・マジックという今季好調なチームを下してきた。
ウォリアーズは30日(同29日)からイースタン・カンファレンスのチーム相手にアウェー5連戦を迎えるのだが、この期間中にカリーが戦列復帰することになるという。
連戦初日のトロント・ラプターズ戦で復帰するだろうと報じる現地メディアもあったが、指揮官はその翌戦、12月2日(同1日)のデトロイト・ピストンズ戦と見ているようだ。
カーHCは28日(同27日)、地元メディア『95.7 The Game』へ「私の予想はデトロイト戦だ」とコメント。ラプターズ戦ではなく、ピストンズ戦で復帰するだろうとカーHCが予想した。
今季のカリーは開幕5試合目のワシントン・ウィザーズ戦で11本の3ポイントを決めて51得点を奪うなど絶好調。ここまで12試合に出場し、平均29.5得点5.0リバウンド6.1アシスト1.0スティール。フィールドゴール成功率(51.5パーセント)、3ポイント成功数(平均5.2本)、3ポイント成功率(49.2パーセント)は自己最高ペースを残している。
カリーはすでにチーム練習に復帰しており、フルコンタクトの練習にも参加しているため、近日中に戦列復帰することが濃厚だ。
ウォリアーズはこの5連戦で、イースト上位のラプターズにピストンズ、さらには前回、23点差で敗れたバックスとの再戦も組まれており、カリーがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみである。