2018.11.25

KDが今季自己最多の44得点、トンプソンが決勝点を挙げてウォリアーズがウエスト首位へ

キングス戦でデュラント(右)がシーズンハイの44得点、トンプソン(中央)が決勝点を含む31得点をマークした[写真]=Getty Images
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トンプソンがオフェンシブ・リバウンドを自ら持ち込んで決勝点を挙げる!

 11月25日(現地時間24日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームのオラクル・アリーナで、サクラメント・キングスとの一戦に臨んだ。

 今季好調のキングスに対して、ウォリアーズはステフィン・カリー(左鼠径部)とドレイモンド・グリーン(右足の指)を負傷で欠く中、この試合は行われた。

 前半を終えてリードしたのはアウェーのキングス。64-60とし、王者から4点のリードを奪って試合を折り返す。

 後半開始早々、キングスはイマン・シャンパートの3ポイントでリードを7点に広げると、ウォリアーズが反撃開始。KDことケビン・デュラントクレイ・トンプソン、クイン・クックのショットで第3クォーター序盤に逆転し、キングスにリードを許さない展開で試合を進めていく。

 しかし、キングスも何とか食らい付く。2点差(93-95)で第3クォーターを終えると、バディ・ヒールドらの活躍で追い上げ、第4クォーター残り8分48秒に逆転。するとゲームはリードが入れ替わる展開に。

 残り1分27秒でデュラントのフリースロー2本が決まり、ウォリアーズが115-113でリードすると、キングスはマービン・バグリー三世ディアロン・フォックスのフリースローで残り26.6秒に逆転(116-115)。

 しかし、ウォリアーズは最後のポゼッションで踏ん張りを見せる。デュラントのジャンパーがリングに嫌われると、アンドレ・イグダーラがオフェンシブ・リバウンドを獲得。その後トンプソンがショットを放つも、ウィリー・コーリー・スタインのブロックに阻まれてしまう。するとトンプソンが自らオフェンシブ・リバウンドをもぎ取り、レイアップのようなショットを決めた。

一度はブロックされるも、オフェンシブ・リバウンドを奪って決勝弾を沈めたトンプソン[写真]=Getty Images

 ゲームは残り5.8秒でウォリアーズが117-116と試合をひっくり返して逆転勝利。今季成績を14勝7敗とし、ウエスタン・カンファレンスの単独首位に躍り出た。

 勝利したウォリアーズではデュラントがシーズンハイとなる44得点と大活躍。この日のデュラントはフィールドゴール26投中13本(うち3ポイントは8投中2本)、フリースローを17投中16本決めてみせた。さらに13リバウンド7アシスト2ブロックとオールラウンドに活躍。

 そのほか、トンプソンが5本の3ポイント成功を含む31得点、デイミアン・ジョーンズが13得点6リバウンドをマーク。デュラントとトンプソンは、両者そろって2試合連続で30得点以上を挙げてみせた。

 トンプソンから放たれた決勝弾となったレイアップはファウルを受けていたように見えたものの、「僕がファウルされたかどうかなんて、分からないね。僕は(決勝弾となる)プットバックを決めたんだから気にしちゃいないよ」と、トンプソンは試合後に『AP』へコメント。

 一方、キングスのデイビッド・イェーガーHCは「王者相手に、部分的にだがとても良い試合を見ることができた。でも我々は終盤にかけて勢いを失ってしまったように思った」と試合を振り返った。

 キングスではヒールドが28得点7リバウンド、バグリー三世が20得点にゲームハイの17リバウンドを記録したほか、4選手が2ケタ得点を記録している。

ヒールドはチームトップの28得点を挙げたものの、キングスの連勝は2でストップ[写真]=Getty Images

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