平均得点でリーグ21位に低迷するオフェンスの起爆剤として期待
12月12日(現地時間11日)、『Fox 26』のスポーツ・ディレクターを務めるマーク・バーマンが、自身のツイッターでヒューストン・ロケッツのマイク・ダントーニHCへのインタビュー内容を投稿した。
その内容は、開幕から欠場しているコンボガード、ブランドン・ナイトが来週にも復帰するというものだった。インタビューで、ナイトがチームにもたらすことは何かとバーマンから聞かれたダントーニHCは、このように語っている。
「たくさんある。まず彼はスマートな選手だ。それにシュートがとてもうまい。ケガをする前の彼は、オールスターレベルでプレーしていた」。
2011年のドラフト1巡目8位で指名されたナイトは、190センチ88キロのコンボガード。これまでのキャリアでデトロイト・ピストンズ、ミルウォーキー・バックス、フェニックス・サンズでプレーし、平均15.2得点3.3リバウンド4.3アシストを記録。15-16シーズンにはキャリアハイとなる平均19.6得点に3.9リバウンド5.1アシスト1.2スティールをマークしていた。
ところが、昨年夏に左膝の前十字靭帯を断裂してしまい、昨季は全休。今年の9月1日(同8月31日)に成立したトレードで、サンズからロケッツへと移籍したナイトは、ジェームズ・ハーデンとクリス・ポールのバックアップとして期待されている。
ロケッツは11日(同10日)終了時点で、ウエスタン・カンファレンス14位(11勝14敗)に沈んでいる。平均得点はリーグ21位の108.3得点とかみ合っておらず、ナイトがベンチからの起爆剤としてオフェンスを活性化できるか注目していきたい。