昨季までの戦友アリーザの目の前で26本もの長距離砲がさく裂!
12月20日(現地時間19日)に行われたワシントン・ウィザーズ対ヒューストン・ロケッツ戦で、ホームのロケッツがNBA新記録となる26本の3ポイントを成功させて136-118と快勝。今季最長タイとなる5連勝を飾った。
この試合、ロケッツはジェームズ・ハーデンの6本を筆頭に、クリス・ポールが5本、エリック・ゴードンとジェラルド・グリーンがそれぞれ4本、PJ・タッカーが3本を決めるなどショットが絶好調。試合全体で55投中26本を沈め、成功率47.3パーセントという高確率もマーク。
第4クォーター残り2分42秒。ギャリー・クラークがNBA記録に並ぶ25本目の長距離砲を沈めると、会場に集まったファンが記録更新を願う“スリー、スリー、スリー”チャントをスタート。その後放たれた4本をミスするも、残り31.1秒にマイケル・カーター・ウィリアムズが26本目を決め切り、新記録達成となった。
ロケッツはハーデンがゲームハイの35得点に9アシスト2スティール、ポールが21得点8アシスト、クリント・カペラが20得点12リバウンド、ゴードンが16得点、グリーンが12得点、タッカーが11得点11リバウンド4アシスト2スティールを挙げている。
これまでの最多記録は25本。クリーブランド・キャバリアーズが2017年3月4日(同3日)にアトランタ・ホークス戦で46投中25本(成功率54.3パーセント)もの3ポイントを沈めていた。
敗れたウィザーズでは、ブラッドリー・ビールが28得点7アシスト、ジョン・ウォールが18得点12アシスト、サム・デッカーが15得点、ジェフ・グリーンとトーマス・ブライアントが共に12得点を記録。
なお、フェニックス・サンズとのトレードでウィザーズ入りして2試合目となったトレバー・アリーザは、昨季まで4シーズン所属した古巣と初対決。先発スモールフォワードとして約36分出場し、15得点6リバウンド3アシスト3スティールを挙げるも、ロケッツの勢いに押されたのか、3ポイントは8投中1本しか決まらず。