ウォールは1年以上も痛みに悩まされた結果、健康体を取り戻すべく手術を決断
12月30日(現地時間29日)、ワシントン・ウィザーズはジョン・ウォールが左かかとにある踵骨棘(しょうこっきょく)の修復手術を受けるため、今シーズンを終えることを発表。
ウォールがバスケットボールをフルにプレーできるようになるには6か月から8か月間を要することになるだろう、とチーム側が報じている。
リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、ウォールは1年以上も同箇所の痛みと付き合いながらプレーを続けていたが、一向に痛みがやわらぐことはなかったという。
そこでウォールは30日(同29日)にその分野のスペシャリスト、ロバート・アンダーソン(医者)と会って話をしたところ、手術することを勧められた、と同メディアは報じている。なお、ウォールは来シーズンの開幕時には健康体を取り戻してプレーできる見込みとなっている。
ウィザーズのスコット・ブルックスHCはウォールについて、チーム側の発表の中でこのように語っている。
「私は約3年間、彼と同じチームでここまでやってきた。彼は本当にタフな男だ。決して不満を言ったりはしなかったし、このチームで競い合いたいと思っていた。しかし、いくつか難しい決断を下すことになってしまったんだ」。
キャリア9シーズン目のウォールは、ここまで32試合に出場して平均34.5分20.7得点3.6リバウンド8.7アシスト1.5スティールを記録していた。
30日(同29日)にシャーロット・ホーネッツを130-126で下したウィザーズは、14勝23敗でイースタン・カンファレンス11位。この試合で20得点6アシストを挙げたトーマス・サトランスキーを今後も先発に据えて、ブラッドリー・ビールやトレバー・アリーザらと共にウォール不在の穴を埋めていくことになりそうだ。