ウルブズがヘッドコーチ兼バスケットボール運営部門代表のトム・シボドーを解雇

突如として解雇されることとなったシボドーHC[写真]=Getty Images

約2シーズン半で96勝107敗、フランチャイズ史上2位タイの勝ち星を記録

 1月7日(現地時間6日)、リーグの情報筋が『ESPN』に伝えたところによると、ミネソタ・ティンバーウルブズはヘッドコーチ(HC)兼バスケットボール運営部門代表のトム・シボドーを解雇したという。

 ウルブズは同日にホームのターゲット・センターで行われたロサンゼルス・レイカーズ戦に108-86と快勝し、今季成績を19勝21敗とした数時間後に指揮官と別々の道を歩んでいくことを決断した。

 2016-17シーズンからウルブズのHC兼バスケットボール運営部門代表に就任したシボドーは、約2シーズン半で203試合を指揮し、96勝107敗(勝率47.3パーセント)の戦績を残した。これはリック・アデルマンと並ぶフランチャイズ史上2位タイの勝利数となった。なお、ウルブズはシボドーと共に、アシスタントコーチのアンディ・グリアも解雇。

 シボドー解雇後、ウルブズはアシスタントコーチのライアン・サウンダースがHC代行を務めることになる。ライアンはウルブズで約11シーズン指揮を執ったフリップ・サウンダースHC(2015年に60歳で逝去)の息子である。

 また、現状ではスコット・レイデンがGMを務めることになるのだが、ウルブズにおける将来は不透明。情報筋によると、GMまたはヘッドコーチの候補として、今季序盤までシカゴ・ブルズのHCを務めたフレッド・ホイバーグ、『ESPN』でアナリストを務めるチャウンシー・ビラップス(元デトロイト・ピストンズほか)の名が挙がっているという。

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