2018.12.24

アンドリュー・ウィギンズが今季最多の30得点を挙げたウルブズが好調サンダーを撃破!

決勝弾となるレイアップを決めてウルブズを勝利へと導いたウィギンズ[写真]=Getty Images
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今季13試合目にしてウエストのチーム相手に敵地で初勝利を挙げたウルブズ

 12月24日(現地時間23日)、4連勝中のオクラホマシティ・サンダーが、ホームのチェサピーク・エナジー・アリーナで2連敗中のミネソタ・ティンバーウルブズと対戦した。

 第1クォーター、アウェーのウルブズが35-25とサンダーに10点差を付けるも、第2クォーターでサンダーがお返しとばかりに猛反撃。このクォーターだけで38-18と突き放し、63-53としたサンダーが10点リードを奪って試合を折り返す。

 すると第3クォーターにウルブズが再びサンダーへ猛攻を仕掛ける。アンドリュー・ウィギンズカール・アンソニー・タウンズの2枚看板を中心に33-17とリードを奪い返し、86-80でこのクォーターを終える。

 第4クォーター序盤。ウルブズはゴーギー・ジェンとダリオ・シャリッチの3ポイントなどで先行し、一時はリードを10点にまで広げていく。だがホームで負けられないサンダーは2大エースのラッセル・ウェストブルックポール・ジョージの3ポイントで一気に3点差まで詰め寄り、射程圏内へ。

この日のウェストブルックはフィールドゴール19投中10本のショットを成功させてウルブズに襲い掛かった[写真]=Getty Images

 リードを保持したいウルブズと、逆転を狙うサンダーによる激闘は、残り53.7秒にスティーブン・アダムズのショットが決まり、サンダーが110-108で逆転。

 しかしウルブズはシャリッチの3ポイントが決まって1点をリード。ウェストブルックのドライブで残り23.0秒に逆転したサンダーだったが、残り14.3秒にウィギンズのレイアップを許してしまう。

 その後サンダーはアレックス・アブリネスとジョージが3ポイントを狙うもリングに嫌われてしまい、最終スコア114-112でウルブズに軍配。今季13試合目にして、ようやくウエスタン・カンファレンスのチーム相手にアウェーで初勝利を挙げた。

 決勝レイアップを放り込んだウィギンズは試合後、「重要な勝利。今季の僕らはこれまで、ホームではとても堅実にプレーしてきた。でもアウェーでは自分たちの首を絞めていたからね。これからもこの調子をキープして、アウェーでも勝てるようないいチームになっていけるといいね」と『AP』へ語っている。

 勝利したウルブズでは、ウィギンズがシーズンハイとなる30得点に6リバウンド5アシスト、タウンズが18得点5リバウンド6アシスト、ロバート・コビントンが13得点5リバウンド2スティールを挙げたほか、3選手が2ケタ得点を奪取。また、ウルブズはこの試合でバックコートの主力選手であるジェフ・ティーグデリック・ローズをそれぞれ左足首の負傷で欠く中、タイアス・ジョーンズが先発出場し、約32分のプレータイムで5得点5リバウンド4アシストをマークした。

 一方のサンダーでは、ジョージがゲームハイの31得点に11リバウンド2スティール、ウェストブルックが23得点11リバウンド10アシストで今季9度目のトリプルダブルをマークしたほか、3選手が2ケタ得点を記録するも、連勝は4でストップ。

 ゲーム終盤にアブリネスへ託した3ポイントについて、ウェストブルックは「俺は連続してレイアップを3本放っていた。彼らは(それによって)崩壊していたんだ。それでアレックスがワイドオープンだった。俺は正しいプレーを選択しただけ。結果がどうであれ、俺はいつだって正しいプレーをしている」というコメントを残していた。

15勝18敗としたウルブズはウエスト13位。しかしプレーオフ出場圏内まで2.5ゲーム差と、まだあきらめるには早すぎる[写真]=Getty Images

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