オールスターのリザーブ選手が発表! シモンズやミドルトンが初選出/イースト編

昨季は新人王、今季はオールスター選出と、着実にスターへの道を歩むシモンズ[写真]=Getty Images

 2月1日(現地時間1月31日)、NBAは今月18日(同17日)にスペクトラム・センターで行われる「NBAオールスターゲーム2019」におけるリザーブ選手を発表した。

 リザーブ選手は、各チームのヘッドコーチが自チーム以外の選手に投票して上位に入った選手が選出されることとなる。

 ここではイースタン・カンファレンスから選出された7選手を紹介していこう。
※チーム名は略称、所属と成績は現地時間1月30日終了時点、G=ガード、FC=フロントコート

■NBAオールスターゲーム2019 リザーブ選手(イースト編)
ブラッドリー・ビール(ウィザーズ/G/2年連続2回目)
ブレイク・グリフィン(ピストンズ/FC/4年ぶり6回目)
カイル・ラウリー(ラプターズ/G/5年連続5回目)
クリス・ミドルトン(バックス/FC/初)
ビクター・オラディポ(ペイサーズ/G/2年連続2回目)
ベン・シモンズ(シクサーズ/G/初)
ニコラ・ブーチェビッチ(マジック/FC/初)

ミドルトンは7年目、ブーチェビッチは8年目でうれしい初選出

 ミドルトン、シモンズ、ブーチェビッチが初選出。まず、昨季の新人王シモンズは2年目の今季、平均16.7得点9.5リバウンド8.2アシストと、平均トリプルダブルに近い成績をマークし、攻防両面で活躍。2012年ドラフト2巡目全体39位指名のミドルトンは、リーグベストの戦績(36勝13敗)を誇るバックスの主軸としてキャリア7年目でうれしい初選出。ブーチェビッチは11年ドラフト1巡目16位指名でNBA入りし、苦節8シーズン目にして初のオールスター入りとなった。

ミドルトンは今季、それぞれチーム2位となる平均17.3得点5.7リバウンドを記録している[写真]=Getty Images

 イースト2位のラプターズ(37勝15敗)でかじ取り役を務めるラウリーは、平均得点こそ昨季から約2点ダウンしたものの、キャリアハイの平均9.4アシストを記録する活躍を見せている。ジョン・ウォール離脱後も奮闘するウィザーズからは、個人成績で軒並みキャリアベストの数字を記録中のビールが選出。また、グリフィンはロサンゼルス・クリッパーズ在籍時の15年以来、初のオールスター選出。ピストンズ在籍2年目の今季、グリフィンはキャリアハイとなる平均26.3得点に加えて8.1リバウンド5.3アシストを残してチームをけん引している。

 なお、オラディポは右膝の四頭筋腱断裂により今季絶望となっているため、近いうちに代替選手が発表されることになるだろう。

 今回発表されたオールスターのリザーブ選手と、先週発表されたスターター選手は、2月8日(同7日)に行われるドラフトで、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がキャプテンを務める「TEAMヤニス」、あるいはレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が率いる「TEAMレブロン」のいずれかのチームから指名されることとなる。

ピストンズの大黒柱として獅子奮迅の活躍を見せているグリフィンは通算6度目の球宴となった[写真]=Getty Images

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