2019.01.29

現地メディアが選出した今季の25歳未満の選手トップ25、新人ドンチッチもランクイン!

ドンチッチ(左)、シモンズ(右)は共にトップ10にランクイン[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 1月29日(現地時間28日)、今季NBAでプレーしている25歳未満の選手TOP25が、現地メディア『HoopsHype』へ掲載されていた。

 そこで今回は、ランキングに登場した選手をお届けしていきたい。25位から11位、10位から6位、5位から1位の順で紹介していこう。
※チーム名は略称、所属と年齢、データは現地時間27日終了時点

■現地メディアが選出した25歳未満の選手 25位~11位
25.ディアンドレ・エイトン(サンズ/20歳/1年目)
24.ドマンタス・サボニス(ペイサーズ/22歳/3年目)
23.ギャリー・ハリス(ナゲッツ/24歳/5年目)
22.アーロン・ゴードン(マジック/23歳/5年目)
21.ザック・ラヴィーン(ブルズ/23歳/5年目)
20.ジョン・コリンズ(ホークス/21歳/2年目)
19.ディアンジェロ・ラッセル(ネッツ/22歳/4年目)
18.マイルズ・ターナー(ペイサーズ/22歳/4年目)
17.カイル・クーズマ(レイカーズ/23歳/2年目)
16.ジュリアス・ランドル(ペリカンズ/24歳/5年目)
15.ユスフ・ヌルキッチ(ブレイザーズ/24歳/5年目)
14.パスカル・シアカム(ラプターズ/24歳/3年目)
13.ジェイソン・テイタム(セルティックス/20歳/2年目)
12.ジャマール・マレー(ナゲッツ/21歳/3年目)
11.ディアロン・フォックス(キングス/21歳/2年目)

ビッグマンから司令塔まで、成長著しい若手が名を連ねる

 24位に今季の最優秀シックスマン賞候補に名を連ねるサボニス、14位にはラプターズの先発パワーフォワードとして活躍し、MIP(最優秀躍進選手賞)候補に挙がるシアカムがランクイン。コリンズは低迷するホークスで、平均19.4得点10.2リバウンドと奮闘している。フォックスはキングスに不可欠な司令塔、マレーはウエスト2位へと躍進しているナゲッツで、スコアラーとして活躍する注目株だ。

成長著しいフォックス(左)とマレー(右)[写真]=Getty Images

■現地メディアが選出した25歳未満の選手 10位~6位
10.ドノバン・ミッチェル(ジャズ/22歳/2年目)
9.クリント・カペラ(ロケッツ/24歳/5年目)
8.デビン・ブッカー(サンズ/22歳/4年目)
7.クリスタプス・ポルジンギス(ニックス/23歳/4年目)※欠場中
6.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/19歳/1年目)

19歳の新人ドンチッチは早速6位にランクイン

 ミッチェル、ブッカーは平均20得点以上を記録するスコアラー。カペラは現在、右手親指の負傷で欠場中だが、ここ数年でロケッツ不動の先発センターに定着したビッグマンだ。

 ポルジンギスは昨年2月に左膝前十字靭帯断裂という大ケガを負ったため、今季は出場できていないものの、昨季平均22.7得点6.6リバウンド2.4ブロックを記録し、オールスターにも選出されていた。6位に入ったのは今季の新人王最有力候補のドンチッチ。10代では史上初となる30得点超えのトリプルダブルを達成するなど、センセーショナルな活躍を見せている。

221センチの万能型フォワード、ポルジンギスはリーグ屈指のヤングスター[写真]=Getty Images

■現地メディアが選出した25歳未満の選手 5位~1位
5.ベン・シモンズ(シクサーズ/22歳/2年目)
4.カール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ/23歳/4年目)
3.ジョエル・エンビード(シクサーズ/24歳/3年目)
2.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/23歳/4年目)
1.ヤニス・アデトクンボ(バックス/24歳/6年目)

トップ4は211センチ超えの万能型ビッグマンが独占!

 シクサーズからシモンズとエンビードが選出。シモンズは3ポイントをはじめとするアウトサイドシュートこそないものの、208センチ104キロという立派な体格からペイント内を中心に得点を奪い、リバウンドにアシスト、ディフェンス面でインパクトを残している。エンビードに関しては、得点・リバウンド・ブロックと3拍子そろった万能型ビッグマン。リム・プロテクターとしても存在感を示している。昨季オールスターに初選出されたタウンズは今季もウルブズをけん引する働きを見せている。

 2位に入ったのはナゲッツのけん引役ヨキッチ。213センチのセンターは今季、平均20.1得点10.4リバウンド7.7アシストというオールラウンドな成績を記録中。これまで、平均20得点10リバウンド7アシスト以上でレギュラーシーズンを終えたのはラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)しかいないレアスタッツだ。

 トップに立ったのは、今季のオールスターでイースタン・カンファレンスのキャプテンに選出されたアデトクンボ。3ポイントがほぼない中、リーグ9位の平均26.6得点をマーク。今季、アデトクンボが記録する62スティール、64ブロックを上回るのはアンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)とアンドレ・ドラモンド(デトロイト・ピストンズ)しかいない。ただ、ペイントエリアを主戦場とする両者に対し、アデトクンボは多くの時間をペリメーターで過ごすことを考えると驚異的と言っていいかもしれない。

 今後アウトサイドシュートをマスターすれば、アデトクンボはこれまでのNBAに存在しなかったほどのモンスターになったとしても決しておかしくはない。

ペイントエリアを中心に攻防両面で暴れ回るアデトクンボがトップとなった[写真]=Getty Images

カール・アンソニー・タウンズの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO