ブレイザーズ戦で第4Qに14点差を覆す立て役者となったドンチッチ
2月11日(現地時間10日)、ダラス・マーベリックスはポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、102-101で辛勝。直近4試合で3勝目を挙げた。
マブスは2月1日(同1月31日)から2つのトレードを断行し、デニス・スミスJr.とディアンドレ・ジョーダン(現ニューヨーク・ニックス)、ウェスリー・マシューズ(現インディアナ・ペイサーズ)、ハリソン・バーンズ(現サクラメント・キングス)を放出。
ニックスからクリスタプス・ポルジンギスを筆頭にティム・ハーダウェイJr.とコートニー・リー、トレイ・バーク、キングスからジャスティン・ジャクソンとザック・ランドルフ(トレード後に解雇)を獲得し、ロースターにメスを入れた。
ウエスタン・カンファレンス4位のブレイザーズとのゲームは、第3クォーターだけでオールスターガードのデイミアン・リラードが21得点(計30得点)を挙げる活躍を見せ、78-92の14点ビハインドで最終クォーターを迎えるという劣勢に。
しかし、19歳のルーキーながらマブスのトップスコアラーとして君臨する新人ルカ・ドンチッチが躍動。最後の12分間で13得点を奪ったドンチッチの活躍もあり、第4クォーターでマブスが24-9とブレイザーズを圧倒。見事にゲームをひっくり返して逆転勝利を収めた。
マブスではドンチッチが28得点9リバウンド6アシスト、ハーダウェイJr.が24得点、ドワイト・パウエルが13得点8リバウンド、ドリアン・フィニー・スミスが11得点6リバウンドをマーク。
リック・カーライルHC(マブス)はチームのウェブサイトへ「たぶんこの試合の第4クォーターは、今季ベストのプレーだったと思う。ブレイザーズはガード陣(リラードとCJ・マッカラム)のプレーメイクでゲームを締めるのがうまいチーム。彼らとの対決で24-9としたんだ。ディフェンス面においてもすばらしい頑張りを見せたと思う」と語り、選手たちを絶賛していた。
この試合を終えて、マブスのけん引役ドンチッチは通算1,101得点に到達。『Elias Sports』によると、オールスターブレイクを前に、19歳以下の選手が1,100得点を達成したのは史上初だという。
ドンチッチはここまで欠場はわずか2試合で、平均32.1分20.8得点7.0リバウンド5.5アシスト1.1スティールと、ルーキーとして申し分ない活躍を見せている。
マブスは11日(同10日)終了時点でウエスト11位の26勝29敗。プレーオフ出場圏内のロサンゼルス・クリッパーズ(8位/31勝26敗)とは4.0ゲーム開いているものの、どこまで食らい付くことができるのか注目していきたい。
Luka Doncic becomes the first player in @NBAHistory 19 years or younger to eclipse 1100 PTS in a season before the All-Star break (via @EliasSports)
The BEST from the @dallasmavs rookie sensation! pic.twitter.com/rkfcAVjuvR
— NBA (@NBA) February 11, 2019