ホークスで先発PGとして奮闘する新人トレイ・ヤング「すごく成長できていると思う」

新人として平均16.9得点7.6アシストを記録中のヤング[写真]=Getty Images

2月は平均19.4得点9.4アシスト、3ポイント成功率39.6パーセントと好調

 オールスターブレイクを迎えた時点で、アトランタ・ホークスはイースタン・カンファレンス12位の19勝39敗。プレーオフ出場圏内の8位タイにいるデトロイト・ピストンズ、マイアミ・ヒートとは8.0ゲーム離れているものの、直近7試合で3勝と、まずまずの奮闘を見せている。

 そのホークスで先発ポイントガードとして全58試合に出場しているのがルーキーのトレイ・ヤング。188センチ81キロという細身の司令塔は、ここまで平均30.1分16.9得点3.3リバウンド7.6アシストを記録。

 フィールドゴール成功率40.6パーセント、3ポイント成功率31.2パーセントと、ショットは安定しているとは言えないものの、2月16日(現地時間15日)のライジングスターズでは6本の3ポイント成功を含む25得点に7リバウンド10アシスト、翌17日(同16日)のスキルズチャレンジでは準優勝と、自身のプレーをアピール。

ヤングはライジングスターズで11投中6本の長距離砲を成功させた[写真]=Getty Images

 20日(同19日)に現地メディア『Uproxx』へ掲載された記事の中で、ヤングは「事実、僕はとてもいいプレーができていると思ってる」とコメント。そしてこう続けた。

 「僕はものすごく成長している。正しい方向へと進んでいると実感しているよ。サマーリーグ初戦から今に至るまで、僕は多くのことを学び、すごく成長したと思う。お陰で全体的に上達することができたと感じてる」。

 本人が分析したとおり、2月に行われた8試合でヤングは平均19.4得点4.6リバウンド9.4アシストを記録しており、3ポイント成功率39.6パーセントはシーズン平均を大きく上回っている。

 ヤングはまだ20歳。今後も大いに成長が期待できる選手なのは間違いない。さらに、ホークスにはジョン・コリンズトーリアン・プリンスといった魅力的な若手がいるため、彼らが成長を続けていくことで、近い将来に躍進する可能性は十分あると言っていいだろう。

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