2月を3勝7敗で終えたウィザーズ、プレーオフ争いへ入り込むことができるか?
ワシントン・ウィザーズのオールスターガード、ブラッドリー・ビールが、2月28日(現地時間27日)に行われたブルックリン・ネッツ戦でゲームハイの31得点をマーク。
ゲームは第4クォーターにネッツの猛攻を食らうも、最終スコア125-116でウィザーズが勝利。イースタン・カンファレンス11位(25勝36敗)のウィザーズは、プレーオフ出場争いに生き残りを懸けて今後もプレーすることとなる。
そんな中、ビールは2月の平均得点を30.9得点とし、月間平均得点としては自己ベストを更新。この試合、前半だけで17得点を記録したビールは「これはすごく大きな業績だね。僕はただ勝ちたいだけ、どんなことがあろうとね」と『AP』へコメント。そしてこう続けた。
「(この記録は)30得点以上を何度か奪うとついてくるものなんだと思う。僕はただ、コートに出て自分のプレーをしてきただけさ。今は自分のゲームにめちゃくちゃ自信を持ってるんだ。これから先は、プレーオフへ出場すべくトライしていくだけ」。
プレーオフ出場圏内のイースト8位にはシャーロット・ホーネッツがおり、ウィザーズとのゲーム差は3.0。ウィザーズの上にはオーランド・マジックとマイアミ・ヒートが同率でおり、0.5ゲーム差でホーネッツを追っている。
2月を3勝7敗で終えたウィザーズは、ネッツ戦の勝利により、4連敗から脱出。ただ、今月勝利したチームはネッツを除くとシカゴ・ブルズとクリーブランド・キャバリアーズという、イースト下位チームだったことを考えると、ウィザーズの先行きは不透明と言わざるをえない。
それでも、3月2日(同1日)にアウェーで行われるボストン・セルティックス戦を制すことができれば、プレーオフ出場争いに割り込むチャンスがあるのではないだろうか。