2019.02.09

ウィザーズデビュー戦で30得点を挙げたボビー・ポーティス「皆が僕を歓迎してくれた」

ウィザーズのデビュー戦でゲームハイの30得点をマークしたポーティス[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

ポーティスはNBA史上初となる異なるチームで2試合連続30得点以上をマーク

 2月9日(現地時間8日)、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズと対戦。119-106で勝利を挙げて連敗を3でストップさせた。

 ウィザーズではオールスターのブラッドリー・ビールが25得点6リバウンド13アシスト2スティール、ジェフ・グリーンが15得点8リバウンド、トレバー・アリーザが14得点3スティール、トーマス・ブライアントが13得点6リバウンドと活躍。

 だが最も強烈なインパクトを与えたのは、新加入のボビー・ポーティスだった。8日(同7日)のトレードデッドラインでシカゴ・ブルズからウィザーズへトレードされたパワーフォワードは、ベンチスタートながらフィールドゴール18投中12本(うち3ポイントは6投中4本)、フリースロー2本すべてを成功させ、ゲームハイの30得点を奪取。

 第1クォーターからいきなり16得点を挙げたポーティスは、「昨日ここにきた時から、僕はすぐに(このチームから)愛を感じ取ることができた。皆が僕のことを歓迎してくれたからね。チームメートたちもコーチ陣も、僕に対して『自分らしくいればいい』と言ってくれたんだ」と試合後に『AP』へ語り、喜んでいた。

 ポーティスはブルズにおけるラストゲームとなった3日(同2日)のシャーロット・ホーネッツ戦でも30得点超え(33得点)を記録していた。『Elias Sports』によると、ポーティスは1シーズンの中で、異なるチームでプレーした2試合で連続して30得点以上を挙げた史上初のプレーヤーとなった。

 また、ポーティスと共にウィザーズ入りしたジャバリ・パーカーもベンチから7得点11リバウンド9アシスト3スティールというマルチな成績で勝利に貢献。これにはエースのビールも「こんなに早くポーティスとジャバリがこのチームでかみ合うとはね。本当に驚いたよ。なんだかすごく自然な感じだった」と語り、新加入の2選手を称賛。

 ポーティスとパーカーが、今後ウィザーズを上昇気流に乗せるキッカケになるかもしれない。そう思えるほど、見事なデビュー戦だったと言っていいだろう。

ウィザーズの勝利に貢献したポーティス(左)とパーカー(右)[写真]=Getty Images

ボビー・ポーティスの関連記事