2021.08.01

バックスで初優勝を飾ったボビー・ポーティスとブリン・フォーブズが制限なしFAへ

ポーティス(左)とフォーブズ(右)[写真]=Getty Images
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 今季ミルウォーキー・バックスは、1971年以来、実に50年ぶりにNBAチャンピオンに輝いた。

 来季はフランチャイズ史上初となる2連覇をかけて10月中旬から新シーズンに臨むのだが、今季と同じメンバーで戦うことができるかどうかは微妙と言わざるをえない。

 ファイナルMVPに輝いたヤニス・アデトクンボ、アメリカ代表として東京オリンピックを戦っているクリス・ミドルトンドリュー・ホリデー、そしてビッグマンのブルック・ロペスこそ来季も契約下にいるものの、PJ・タッカーが制限なしフリーエージェント(FA)となるほか、2人のリザーブがプレーヤーオプション(PO)を破棄して制限なしFAになることが分かった。

 まずはボビー・ポーティス。26歳のビッグマンは、主にバックアップセンターとしてコートに立ち、ハッスルプレーと咆哮でホームゲームでは大喝采を浴びた。フェニックス・サンズとのNBAファイナルでは全6試合に出場し、平均7.7得点4.0リバウンド。シリーズに決着をつけた第6戦では16得点を奪い、バックスに勢いをもたらした。

 もう1人はブリン・フォーブズ。レギュラーシーズンでキャリアハイとなる3ポイント45.2パーセントを残し、平均2.2本を沈めたシューターは、ファイナル最後の3試合で出番を得ることはできなかった。だがシュート力に定評があることから、複数チームが獲得に関心を示すことが予想されている。

 タッカーとPOを破棄したポーティス、フォーブズという3選手が望むのはおそらくより高額な契約を手にすること。バックスで再びチャンピオンシップ獲得を目指してプレーできるかどうかは、契約内容がカギを握ることになりそうだ。

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