6試合ぶりに先発復帰したロンドの活躍もあり「ペースをつかめた」とレブロン
オールスターブレイクを終えて「プレーオフモードを発動した」と宣言したレブロン・ジェームズは、2013年を最後に遠ざかっていたプレーオフへロサンゼルス・レイカーズを導くべく、スイッチを切り替えた。
ところが、レイカーズは2月22日(現地時間21日)のヒューストン・ロケッツ戦で見事な勝利を収めたものの、続くニューオーリンズ・ペリカンズ戦とメンフィス・グリズリーズ戦に連敗。勝率5割から一転、29勝31敗で借金生活となっていた。
そうした中、28日(同27日)のペリカンズ戦を前に、ベテランのラジョン・ロンドはルーク・ウォルトンHCと“本音トーク”で1対1のミーティングをしたと『ESPN』へ明かし、この試合で6試合ぶりにスターターへ復帰。
ゲームはレブロンが33得点6リバウンド10アシスト、ブランドン・イングラムが23得点6リバウンド4アシスト、カイル・クーズマが22得点5リバウンドと3選手が20得点以上を挙げたレイカーズが125-119でペリカンズに勝利した。
レイカーズはレブロン、イングラム、クーズマに加え、ロンドが11得点7リバウンド16アシスト2スティール、レジー・ブロックが14得点と先発全員が2ケタ得点。ベンチからはジャベール・マギーが10得点、ランス・スティーブンソンが9得点を挙げている。
レブロンはこの試合について、「俺たちはペースをつかむことができたんだ。ファストブレイクから19得点できたし、37アシストも記録した。俺とロンドだけで26アシストを残しただけじゃなく、チーム全体でターンオーバーを8本に抑えることができた。間違いなくすごいことだと思う。まるでゴールデンステイト(・ウォリアーズ)みたいさ」と『ESPN』へ語っており、「すごくいい感じに見えた」とチーム全体を称賛。
この勝利で30勝31敗としたウエスタン・カンファレンス10位のレイカーズは、8位のロサンゼルス・クリッパーズ(34勝29敗)を再び3.0ゲーム差で追うことになる。レイカーズの1つ上にはサクラメント・キングス(31勝30敗)、1つ下にはミネソタ・ティンバーウルブズ(29勝32敗)がそれぞれ1.0ゲーム差でおり、今後も激しい展開が続いていくことが予想される。
ロンドの先発起用を機に、レイカーズは再び息を吹き返すことができるのか。ウエストのプレーオフ出場争いから目が離せない。