2019.03.08
2月24日(現地時間23日)、ロサンゼルス・レイカーズはスムージー・キング・センターに乗り込み、ニューオーリンズ・ペリカンズと対戦した。
オールスターブレイク明けの22日(同21日)、ヒューストン・ロケッツを下してさい先いいスタートを切ったレイカーズだったが、この日は「俺たちには緊迫感がなければならない。だが今夜は墓穴を掘ってしまった」とレブロン・ジェームズが『AP』へ明かしたように、ペリカンズに主導権を握られてしまい、115-128で敗れてしまう。
レイカーズはブランドン・イングラムがゲームハイの29得点、レブロンが27得点7リバウンド12アシスト4スティール、カイル・クーズマが16得点8リバウンド7アシストを挙げるも、チーム全体で23本のターンオーバーを喫してしまうなど、ペリカンズを上回ることはできず。
「毎日、ゲームについてどのようにアプローチしていくか、どう考えていくか。そしてゲームでどのように準備して、プレーしていくか。アリーナに到着する前、特にこの時期はこういったことが最も重要になってくるんだ」と振り返ったレブロン。
この敗戦により、ウエスタン・カンファレンス10位のレイカーズ(29勝30敗)は、プレーオフ出場圏内にいる8位のロサンゼルス・クリッパーズ(33勝27敗)とは3.5ゲーム差。今後さらに厳しい状況に陥ってしまった。
そんな中、レブロンはこの日に記録の面で快挙を達成した。ペリカンズ戦で12アシストを挙げたことで、通算アシスト数を8,524本とし、アンドレ・ミラー(現未所属)と並ぶ歴代10位タイへと浮上。これにより、通算得点(3万2,138得点)で歴代5位のレブロンは、得点とアシストの両部門で歴代トップ10に入った史上唯一の選手に。
通算得点で歴代4位のマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/3万2,292得点)との差は154得点。長期欠場で戦線離脱さえなければ、レブロンは3月中にジョーダンを抜いて歴代4位にまで浮上することが確実である。
もちろん、レブロンが重要視しているのは勝利のみ。レイカーズを2013年以来初のプレーオフへと導くことにフォーカスしており、自身が試合で残したスタッツを気にするようなことはまずないだろう。
ただ、ジョーダンの得点記録を追い抜く時、レイカーズがプレーオフ戦線へと入り込んでいれば、レブロンにとってもきっと感慨深いものとなるはずだ。
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