8連勝を記録したロケッツ、クリス・ポールが通算アシスト数で歴代7位へ浮上

日本時間11日のマーベリックス戦で9アシストを記録したポール[写真]=Getty Images

試合終盤に値千金のブロックを決めたポールがレジェンドのトーマスを抜き去る

 3月11日(現地時間10日)、今季最長となる7連勝で波に乗るヒューストン・ロケッツが、ダラス・マーベリックスと対戦。

 4連敗中のマブスは、ホームのアメリカン・エアラインズ・センターで勝利を挙げるべく、9点ビハインドで迎えた第4クォーターに反撃を試みる。

 ジャスティン・ジャクソンとデビン・ハリスのショットで射程圏内まで詰め寄ったマブスは、残り4分4秒にティム・ハーダウェイJr.の長距離砲で89-89の同点に追いつく。

 しかし、ロケッツはクリス・ポールのアシストからエリック・ゴードンのショット、さらにはPJ・タッカーの3ポイントが決まり、5点をリード。対するマブスはルカ・ドンチッチのパスからドワイト・パウエルが2本連続でダンクをたたき込み、1点差に迫る。

 そして残り8.9秒にジェームズ・ハーデンのショットがリムに嫌われ、マブスに逆転のチャンスが訪れた。だが試合終了間際にジェイレン・ブランソンが放ったジャンパーをポールが値千金のブロックで仕留めて勝負あり。最終スコア94-93でロケッツが制して連勝を8へと伸ばした。

 ロケッツでは5本の3ポイントを決めたゴードンがゲームハイの26得点、ハーデンが20得点5リバウンド4アシスト、クリント・カペラが17得点12リバウンド、ジェラルド・グリーンが11得点7リバウンド。さらにポールが9得点9アシスト2スティール2ブロックを記録。

 現役トップのアシスト数を誇るポールは、この試合で9本のアシストを挙げたことにより、通算アシスト数でアイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ/9,061本)を抜いて歴代7位(9,067本)へ浮上した。

 一方、惜しくも敗れたマブスでは、ドンチッチが19得点15リバウンド9アシスト2スティール2ブロック、ブランソンが18得点7リバウンド4アシスト、マキシ・クリバーが10得点11リバウンド3ブロックと奮闘するも、勝利にはあと一歩届かなかった。

キャリア平均で歴代3位の9.7アシストを誇るポール。リーグ史上屈指の司令塔であることは間違いない[写真]=Getty Images

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