安定感が光るブログドンの戦列復帰は早くても4月末か?
3月16日(現地時間15日)終了時点で、ミルウォーキー・バックスはリーグトップの52勝17敗を残し、3年連続のプレーオフ進出が確定。
ファーストラウンド敗退が続いているバックスにとって、今季はホームコート・アドバンテージを獲得し、2001年以来初のファーストラウンド突破、そしてさらなる高みを狙える位置にいる。
ところが、17日(同16日)にバックスの先発シューティングガードを務めるマルコム・ブログドンが、6週間から8週間離脱することが報じられた。
リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、ブログドンは右足の足底筋膜を断裂したという。16日(同15日)に行われたマイアミ・ヒート戦の第1クォーター途中に、ブログドンは右かかとを痛めてコートを離れていた。
17年の新人王ブログドンはキャリア3年目の今季、自己最高の平均15.6得点4.5リバウンドに3.2アシストをマーク。フィールドゴール成功率50.5パーセント、3ポイント成功率42.6パーセント、フリースロー成功率92.8パーセントとショット全般においても自己最高の数字を記録。
フリースロー成功率ではリーグトップで、史上8人目となる“50-40-90クラブ”の仲間入りも期待されていただけに、ブログドンとしては悔しいに違いない。
ブログドンの戦列復帰は早くても4月末、回復が長引けば5月中旬まで復帰できない見込み。4月14日(同13日)にプレーオフが幕を開けるため、バックスが勝ち進むと仮定すれば、ファーストラウンド終盤、あるいはカンファレンス・セミファイナル終盤となる。
ブログドンの代役は、これまでブログドン欠場時にスターターとして起用されていたトニー・スネルが務めることになることが濃厚。その一方で、クリス・ミドルトンをシューティングガードに据えてニコラ・ミロティッチを起用し、サイズとオフェンス力を増強させるラインナップを構成する可能性もありそうだ。