オルドリッジとデローザンを軸にシーズン後半でピークに到達したスパーズ
3月19日(現地時間18日)、サンアントニオ・スパーズは王者ゴールデンステイト・ウォリアーズとの接戦を制し、最終スコア111-105で勝利した。
スパーズではデマー・デローザンがゲームハイの26得点に9リバウンド8アシスト、ラマーカス・オルドリッジが23得点13リバウンド2ブロック、ルディ・ゲイが17得点6リバウンド、デリック・ホワイトが12得点4アシスト2スティール、パティ・ミルズが10得点を記録。
今季最長となる9連勝をマークしたスパーズは、ウエスタン・カンファレンス5位の42勝29敗。22年連続のプレーオフ出場も現実味を帯びてきた。
「俺たちはただ勝利すべくトライしただけ。これまで勝ち星をつかんできたし、大きな勝利もつかんだし、中には悪い黒星も喫してきた。今夜は自分たちがすべきことを遂行して勝利できたからうれしいね」とゲイ。
大黒柱オルドリッジはチームの好調について「チームメートたちはいいプレーをしている。俺たちは今、ディフェンス面で向上しようとトライしているんだ。コミュニケーションも良くなっているから、勝利できているんだと思う」とコメントしている。
なお、スパーズは42勝目を挙げたことで、22年連続のシーズン勝ち越しが確定。グレッグ・ポポヴィッチHCはそのすべてで指揮官を務めてきた。
一方、敗れたウォリアーズではステフィン・カリーが25得点7リバウンド8アシスト3スティール、ケビン・デュラントが24得点5リバウンド、クレイ・トンプソンが14得点5リバウンド5アシスト、ドレイモンド・グリーンが10得点7アシスト3ブロック。
デマーカス・カズンズとアンドレ・イグダーラを欠く中、この日はNBLから復帰したアンドリュー・ボーガットが先発センターとして約19分プレー。7得点7リバウンド1アシスト1スティールと、まずまずの活躍を見せた。
「今リーグで最も好調なチームだし、本当によくコーチングが行き届いたチームなのは明らかだ」とスパーズについてスティーブ・カーHCが言及。そして「彼らはそれぞれの仕事をこなし、やるべきことを遂行していた。(今夜の)彼らは勝利するに値するよ」と続けた。