2019.03.14

KD欠場も、トンプソンとカズンズらの活躍でウォリアーズがロケッツから今季初勝利!

カズンズは今季最多の27得点を挙げてロケッツを圧倒[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

27得点を奪ったカズンズ「俺を1対1でストップできるヤツはいないと思う」

 3連覇を狙う王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、昨季のプレーオフ、ウエスタン・カンファレンス・ファイナルで対決したヒューストン・ロケッツ相手に今季3試合を終えて3連敗を喫していた。

 レギュラーシーズン序盤こそ出遅れたロケッツだが、現在はリーグ最長となる9連勝で最も勢いのあるチームとして王者相手にシーズンスウィープを懸けてシーズン最終戦に臨んだ。

 3月14日(現地時間13日)にロケッツのホーム、トヨタ・センターで行われたゲームは、第3クォーター序盤にロケッツがエリック・ゴードンPJ・タッカーの連続3ポイントで4点をリードするも、クレイ・トンプソンデマーカス・カズンズの活躍でウォリアーズに逆転を許してしまう。その後ウォリアーズが主導権を握ってゲームを進めていく。

トンプソンはゲームハイとなる30得点を挙げてウォリアーズを勝利へと導いた[写真]=Getty Images

 第4クォーターに最大14点ビハインドを喫したロケッツは、徐々に詰め寄るも、残り3分7秒でトンプソンにジャンパーを決められて10点ビハインドに。しかしあきらめないロケッツはゴードンやジェームズ・ハーデンクリス・ポールのショットで9連続得点の猛追を見せる。

 しかし、残り10.8秒にポールの3ポイントプレーで1点差まで追い上げたものの、残り8.0秒にステフィン・カリーが確実にフリースロー2本を決めて勝負あり。ロケッツの連勝は9で止まることとなった。

 勝利したウォリアーズでは、トンプソンが5本の3ポイント成功を含むゲームハイの30得点に6リバウンド、カズンズがシーズンハイとなる27得点7アシストに8リバウンド2スティール、カリーが24得点4リバウンド5アシスト2スティールをマーク。

 KDことケビン・デュラントが右足首負傷のため欠場する中、先発でプレーしたアンドレ・イグダーラが5リバウンド4アシスト、ドレイモンド・グリーンが5リバウンド5アシストを挙げた。

 試合中、ベンチでタオルを頭にかぶっていたカリーへパスしてしまうシーンもあったものの、カズンズはロケッツ相手にオールラウンドなプレーで勝利に大きく貢献。「1対1で俺をストップできるヤツがいるだなんて思えないね」と試合後に『AP』へ語り、自信満々に振る舞った。

 一方のロケッツでは、ハーデンが29得点10アシスト3スティール、ポールが24得点6リバウンド、ゴードンが17得点、クリント・カペラが13得点13リバウンドを挙げたものの、勝利まであと一歩及ばず。

 ゴードンは「僕らは自分たちがすべきスマートなプレーができていなかった。それがゲームの結末を変えたのかもしれない」と敗戦を悔んだ。

試合終盤に1点差まで詰め寄ったロケッツだが、逆転とはならなかった[写真]=Getty Images

エリック・ゴードンの関連記事