今季ペリカンズで47試合に出場して平均4.4アシストを残した堅実な司令塔
3月17日(同16日)、ミルウォーキー・バックスは先発シューティングガードを務めるマルコム・ブログドンが右足の足底筋膜を断裂したため、無期限の戦線離脱になると発表。
18日(同17日)に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で、バックスはブログドンの代わりに208センチのフォワード、ニコラ・ミロティッチを先発起用。大黒柱のヤニス・アデトクンボがキャリアハイの52得点を奪う大暴れを見せたものの、最終スコア125-130で惜敗していた。
するとバックスは、20日(同19日)にブログドンの代役としてガードのティム・フレイジャーと契約した。フレイジャーは185センチ77キロのポイントガードで、今季を含めたキャリア5年で233試合(うち先発は68試合)に出場して平均18.2分5.1得点2.4リバウンド4.1アシスト。ミスが少ない堅実さが光る司令塔である。
Welcome back, @Timfraz23!!#FearTheDeer pic.twitter.com/lVxeiZoC5D
— Milwaukee Bucks (@Bucks) March 20, 2019
実は、フレイジャーは昨年9月22日(同21日)にバックスと契約していた。プレシーズンゲームにも4試合出場し、平均13.6分4.8得点1.8リバウンド4.5アシストを残していた。
しかし、開幕直前にウェイブされてしまい、ニューオーリンズ・ペリカンズが獲得。ペリカンズの一員として47試合(うち先発は17試合)に出場したフレイジャーは、平均19.3分5.0得点2.9リバウンド4.4アシストをマークしたものの、2月末にまたもや解雇されていた。
フレイジャーはバックスで堅実な司令塔として、そして安定してショットを沈めることが求められる。「彼らがNo.1チームとなっているのには理由がある。ディフェンスとオフェンス両面でできる限り学んで、チームを手助けしたい」と意気込みを語っている。