コンリーと同部門でチーム史上最多記録を保持するのはレブロンとミラーのみ
3月28日(現地時間27日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦。メンフィス・グリズリーズは最終スコア103-118で敗れ、今季成績を30勝45敗とした。
2シーズン連続でプレーオフ進出を逃してしまったグリズリーズだが、この日はフランチャイズ史上において、新たな記録が1つ生まれた。
ウォリアーズ戦で22得点8アシストをマークしたマイク・コンリーは、第2クォーター残り2分50秒に3ポイントを決めたことで、マルク・ガソル(現トロント・ラプターズ)が保持していたチーム最多記録1万1,684得点を上回る1万1,687得点に到達。ゲーム終了後にはその記録を1万1,700得点へと伸ばしている。
The one that made @mconley11 our all-time leading scorer 👌
Salute Mac 11!#GetMemphis pic.twitter.com/NeDaG9RGcp
— Memphis Grizzlies (@memgrizz) March 28, 2019
今季途中まで約11シーズンをグリズリーズでプレーしたガソルは、通算出場時間(2万5,917分)や通算リバウンド(5,942本)、通算ブロック(1,135本)など数多くのフランチャイズ記録を保持していたが、この日コンリーがガソルを抜いて史上最多得点を樹立。
なお、コンリーはウォリアーズ戦を迎える前の時点で、グリズリーズにおける通算出場試合数(786試合)、通算3ポイント成功数(1,082本)、通算アシスト(4,496本)、通算スティール(1,159本)でフランチャイズ史上トップに君臨していた。
通算得点でもトップに躍り出たことにより、コンリーは5部門でフランチャイズ最多記録を保持。近年、この5部門でフランチャイズ記録を保持しているのは、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)とインディアナ・ペイサーズのレジー・ミラー(元ペイサーズ)しかいない。
それぞれの数字だけを見ていくと、これらの記録はNBA史上で上位に入るものではないものの、1つのチームで長期間プレーしなければ決して成し遂げることができないものばかり。グリズリーズ一筋でプレーするコンリーにとって、大いに誇るべき実績と言っていいはずだ。