2019.05.09
2月8日(現地時間7日)、トレードデッドラインの日に、トロント・ラプターズとメンフィス・グリズリーズの2チーム間でトレードが成立した。
それぞれのチームが獲得したのは以下のとおり。
※順位、成績は日本時間2月7日終了時点、G=ガード、F=フォワード、C=センター
■ラプターズ獲得
マルク・ガソル(C)
■グリズリーズ獲得
ヨナス・バランチュナス(C)
デロン・ライト(G)
CJ・マイルズ(F)
2024年ドラフト2巡目指名権
イースタン・カンファレンス2位(39勝16敗)のラプターズは、ローテーション入りする3選手とドラフト指名権を手放し、34歳のベテラン、ガソル獲得に成功した。キャリア11年目の今季、平均15.7得点8.6リバウンド4.7アシスト1.1スティール1.2ブロックというオールラウンドな数字を残すガソルは、センターとしてはニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)に次ぐアシスト数を記録しており、3ポイントも決めることができる万能型ビッグマン。
216センチの高さと柔らかさ、豊富なスキルを持つガソルはこれまで3度のオールスター出場経験を誇り、2013年には最優秀ディフェンシブプレーヤー賞に輝いた実績を誇る。プレーオフ出場経験も59試合あり、13年にはカンファレンス・ファイナルでプレーしてきた。
今季のラプターズはカイル・ラウリー、ダニー・グリーン、カワイ・レナード、パスカル・シアカム、サージ・イバカをスターターにしているため、ガソルを先発起用するとなると、シアカムまたはイバカをベンチスタートへと変更することとなる。
ガソルの今季年俸は2,412万ドル(約26億2,908万円)と高額ではあるものの、来季の年俸(約2,560万ドル/約27億9,040万円)はプレーヤーオプションのため、もしガソルが破棄すれば制限なしフリーエージェント(FA)になることができる。
また、レナードも来季はプレーヤーオプション、グリーンは今季終了後に制限なしFAとなるため、ラプターズは来季もこのロースターをキープできるかは疑問だ。それでも、このトレードは今季こそNBAファイナル進出を実現すべく、ラプターズが照準を絞った結果と言っていい。
これまでのキャリア11シーズンで、ガソルはグリズリーズの得点、リバウンド、ブロック、フィールドゴール成功数においてフランチャイズトップの数字を残してきた。グリズリーズを代表する選手の1人としてプレーしてきたガソルだが、1月下旬にマイク・コンリーと共にトレード要員と報じられてから、複数のチームが接触。先日、シャーロット・ホーネッツへの移籍を報じられていたものの、結局はラプターズへ移籍となった。
グリズリーズがガソルとのトレードで得たのはガード、フォワード、センター1人ずつとドラフト指名権。ウエスタン・カンファレンス14位(22勝33敗)のグリズリーズは、プレーオフ出場圏内から8.0ゲーム離されており、ケガ人も多くフルメンバーで戦うことがなかなかできていない。
2way契約を結ぶ渡邊雄太にはプレーできるチャンスと捉えていいものの、プレーオフ進出は相当厳しいものがある。今回獲得したバランチュナスとマイルズは来季がプレーヤーオプション、ライトは今季終了後に制限付きFAになるため、彼らが今夏に新たな所属先を見つける可能性も十分あるだろう。
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