アウェーのセルティックスがペイサーズとの点の取り合いを制して1回戦突破に王手!

ゲームハイとなる23得点をマークしたブラウン[写真]=Getty Images

ブラウンが大当たり、カイリーは1点差の場面でショットを決めて勝利へと導く

 4月20日(現地時間19日)、ボストン・セルティックス(2勝)はインディアナ・ペイサーズ(2敗)のホーム、バンカーズ・ライフ・フィールドハウスへ乗り込み、ファーストラウンド第3戦に臨んだ。

 第1クォーターはカイリー・アービングジェイレン・ブラウンアル・ホーフォードらの3ポイントが決まり、セルティックスが41-28と13点リードを奪う。

カイリーはペイサーズの厳しいディフェンスに遭い、19得点に終わったものの、第4Qの勝負どころで決め切るあたりはさすがだった[写真]=Getty Images

 すると第2クォーターに入ってペイサーズが反撃。ディフェンスでは18得点に抑え込み、オフェンスではタイリーク・エバンスを筆頭にバランスアタックで33得点を記録し、2点をリードして試合を折り返す。

 後半開始直後、ペイサーズはマイルズ・ターナーの3ポイントでリードを5点にまで広げるも、セルティックスのディフェンスに苦しみ、第3クォーターでわずか12得点しか挙げられず、セルティックスが7点差をつけて最終クォーターへ。

 なんとかホームで1勝をもぎ取りたいペイサーズは、第4クォーター残り6分5秒にウェスリー・マシューズのフリースロー3本が決まって1点差まで追い上げる。しかし直後のポゼッションでカイリーがショットを放り込むと、セルティックスはそこからリードを許さず、最終スコア104-96で制して3連勝。ファーストラウンド突破へ王手をかけた。

 勝利したセルティックスではブラウンがフィールドゴール9投中8本(うち3ポイントは5投中4本)を成功させる大当たりでゲームハイの23得点に7リバウンド、カイリーが19得点5リバウンド10アシスト、ジェイソン・テイタムが18得点7リバウンド、ホーフォードが16得点8リバウンド4アシスト、マーカス・モリスが11得点7リバウンドをマーク。

 一方のペイサーズはエバンスが19得点、ボーヤン・ボグダノビッチが15得点5リバウンド4アシスト2スティール、ターナーが13得点7リバウンド、ドマンタス・サボニスが12得点7リバウンド6アシストを挙げるなど、計7選手が2ケタ得点を挙げたものの、この敗戦でシリーズ3連敗。

 この試合でペイサーズは、第2戦で37得点を許したカイリーをフィールドゴール19投中7本成功の19得点とスローダウンさせたものの、これまでの2戦で平均4.0得点に終わっていたブラウンに23得点も奪われるなど、セルティックスの層の厚さに敗れた形となった。

 22日(同21日)に行われるシリーズ第4戦で、ペイサーズは一矢報いることができるのか。はたまた、セルティックスがスウィープで1回戦突破を決めるのか。ペイサーズの奮闘に期待したいところだ。

チームトップの19得点を挙げた⑫エバンス。ペイサーズは第4戦で1勝をもぎ取ることができるか?[写真]=Getty Images

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