引退後の生活をノビツキーが語る
今シーズン限りで、ダラス・マーベリックスでの21年に及ぶNBAキャリアに終止符を打ったダーク・ノビツキー。リーグにおいて“ワンレッグ・フェイダウェイ”というシグネチャームーブを確立し、リーグのスコアラーたちにその技術を浸透させた。全盛期は7フッターでありながら華麗なフェイダウェイを幾度となく決め続けて、彼を止めることは不可能だと恐れられていた。そのスタイルでかつてはミドルレンジを支配し、2011年には悲願の優勝を果たした。
『ESPN』によると、引退した現在についてノビツキーがコメントを残したという。
「実を言うと、最後の試合からワークアウトをしていないんだ。ほぼ毎日アイスクリームを食べて過ごしているよ。そして今はもう、ワークアウトへ赴くためのモチベーションは残されていないんだ」
さらに、引退後から15ポンド(約6.8キログラム)も体重が増えたことも明かした。だが現役時代にすべてを出し尽くし、現在はこうして穏やかな引退生活を始めていることは、どこか微笑ましく感じられるかもしれない。リーグ屈指のレジェンドが、今後どのようにして第2の人生を歩むのか、関心を集めることだろう。