キッドはACとして最も高額な契約、ホリンズは約9シーズンのHC経験あり
6月5日(現地時間4日)、リーグの情報筋が『ESPN』に伝えたところによると、ロサンゼルス・レイカーズが2人のアシスタントコーチ(AC)をチームに迎えたという。
レイカーズは5月下旬に新たなヘッドコーチ(HC)としてフランク・ボーゲルの就任会見を行ったのだが、ボーゲルの周囲にNBAのHC経験を持つジェイソン・キッドとライオネル・ホリンズがコーチングスタッフに加わった。
46歳のキッドは13年に現役引退後、翌13-14シーズンにブルックリン・ネッツのHCへ就任。14年に解雇されるも、翌14-15シーズンから昨季途中までミルウォーキー・バックスの指揮官を約4シーズン務めてきた。
現地メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、キッドはNBAのACとしては最も高額な契約を結んだという。
一方、ホリンズは約9シーズンのHC経験を持つ65歳。これまでバンクーバー・グリズリーズ、メンフィス・グリズリーズ、ネッツで指揮を執った経験を持つ。
12-13シーズンにはマルク・ガソル(現トロント・ラプターズ)やザック・ランドルフ(現未所属)、マイク・コンリーを擁してフランチャイズベストとなる56勝26敗を残し、カンファレンス・ファイナルまで勝ち進んだ。
ボーゲルの周囲に実績のあるコーチ陣をそろえたレイカーズ。21日(同20日)に行われるドラフトで、レイカーズは1巡目全体4位指名権を持っているだけに、今後の動向からも目が離せない。