レイカーズの元同僚とウィリアムソン指名で出番減少は確実、サンズが関心あり
6月17日(現地時間16日)、現地メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が、ニューオーリンズ・ペリカンズのジュリアス・ランドルが来季のプレーヤーオプション(PO)を破棄して制限なしフリーエージェント(FA)になるだろうと報じた。
24歳のパワーフォワード兼センター、ランドルは206センチ113キロと頑強な身体を持ち、ペリカンズでプレーした今季は73試合(うち先発は49試合)に出場。いずれもキャリアベストとなる平均30.6分21.4得点に8.7リバウンド3.1アシストを記録。来季の契約は約907万ドル(約9億7,956万円)だったが、ランドルはこれを破棄して新たな契約を結ぶべく、完全FAを選択。
ペリカンズは16日(同15日)、ロサンゼルス・レイカーズとのトレードが合意に達し、フランチャイズプレーヤーのADことアンソニー・デイビスを放出。ランドルにとっては昨季までチームメートだったブランドン・イングラムとロンゾ・ボール、ジョシュ・ハートがペリカンズ入りすることとなった。
ただ、ペリカンズは21日(同20日)に行われる「NBAドラフト2019」の全体1位指名権を持っており、レイカーズから全体4位指名権も譲り受けた。4位指名権はトレードするかもしれないが、いの一番にザイオン・ウィリアムソン(デューク大学1年)を指名することが確実視されている。
ランドルがPOを行使し、ペリカンズに残留したとしても、ウィリアムソンとプレーするにはセンターでプレーする見込みであり、いくら活躍しても、注目される機会は激減するに違いない。
気になるランドルの新天地だが、『Arizona Sports 98.7』によると、フェニックス・サンズがランドル獲得に興味を持っているという。ランドルとしては、自身が最もプレータイムを得て活躍できるチャンスがあるチームと契約を結びたいと思っていることだろう。