バックス第2の男、ミドルトンは今季平均18.3得点6.0リバウンド4.3アシスト
6月20日(現地時間19日)、現地メディア『ESPN』がミルウォーキー・バックスのオールスターフォワード、クリス・ミドルトンが来季のプレーヤーオプション(1,300万ドル/約14億400万円)を破棄し、今夏制限なしフリーエージェント(FA)になると報じた。
ミドルトンの代理人を務める『Excel Sports』のマイク・リンドマンが同メディアへ伝えたことで明らかとなったのだが、バックスとミドルトンは相思相愛で、今夏に高額契約を結ぶことが濃厚だという。
キャリア7シーズン目を終えたミドルトンは、203センチ100キロのシューティングガード兼スモールフォワードで、2018-19シーズンにオールスター初選出。同シーズンで平均31.1分18.3得点6.0リバウンド4.3アシスト1.0スティールを記録。
ミドルトンはフランチャイズプレーヤーのヤニス・アデトクンボに次ぐバックス第2の男として、攻防両面において評価が高い選手。地味な印象があることは否定できないものの、バックスがリーグトップの60勝22敗を挙げた中で、大きな役割をこなしてきた。
今年のプレーオフ、トロント・ラプターズとのイースタン・カンファレンス・ファイナルに2勝4敗で敗れたバックスにとって、ミドルトンとの再契約は今夏の最優先事項。バックス残留となれば、ミドルトンは5年で最大1億9,000万ドル(約205億2,000万円)というマックス契約を結ぶ権利があるのだが、他チームへ移籍となると、4年最大1億4,100万ドル(約152億2,800万円)と大きな差異が生じてしまう。
バックスはミドルトンだけでなく、ニコラ・ミロティッチ(制限なしFA)やマルコム・ブログドン(制限付きFA)といった主力もFAとなるのだが、まずはミドルトンとの再契約にフォーカスし、戦力維持していくこととなりそうだ。