6月21日(現地時間20日)に行われる「NBAドラフト2019」を前に、複数のトレードが合意に達した。
ここでは、直近で成立したトレード内容を紹介していきたい。
※チーム名は略称、G=ガード、F=フォワード、C=センター
■サンズ ⇔ ペイサーズ
サンズ獲得:現金
ペイサーズ獲得:TJ・ウォーレン(F)、2019年ドラフト指名権(2巡目32位)
今季平均18.0得点を挙げたフォワードがほぼ無償でペイサーズへ
今季平均18.0得点4.0リバウンド1.2スティールを記録した25歳のウォーレンが、ほぼ無償でペイサーズへ移籍。今夏、サンズはケリー・ウーブレイJr.が制限付きフリーエージェント(FA)となっており、ウーブレイJr.へ先発スモールフォワードというポジションを与えるべく、サンズがトレードを断行。残り3年で約3,500万ドル(約37億4,500万円)という契約がネックになっていたため、早いうちにキャップスペースを空けたとリーグの情報筋が『ESPN』へ報じている。
■ペリカンズ ⇔ ホークス
ペリカンズ獲得:2019年ドラフト指名権(1巡目8位と17位、2巡目35位)
ホークス獲得:2019年ドラフト指名権(1巡目4位、2巡目57位)、ソロモン・ヒル(F)、将来のドラフト2巡目指名権
複数の指名権が飛び交う中、ホークスが全体4位指名権を獲得!
ペリカンズは先日合意に達したレイカーズとのトレードで獲得した今年の全体4位指名権をホークスへトレード。ホークスはその指名権で、バージニア大学のディアンドレ・ハンター(G)を指名すると予想されている。
■ウルブズ ⇔ サンズ
ウルブズ獲得:2019年ドラフト指名権(1巡目6位)
サンズ獲得:ダリオ・シャリッチ(F)、2019年ドラフト指名権(1巡目11位)
今年のドラフトで上位指名権獲得を狙っていたウルブズは、今季平均10.6得点5.6リバウンドを残したシャリッチと11位指名権を放出し、サンズから6位指名権を手にした。
■ヒート ⇔ ホークス
ヒート獲得:2019年ドラフト指名権(2巡目44位)
ホークス獲得:将来のドラフト2巡目指名権(条件付き)、現金
■ホークス ⇔ ウォリアーズ
ホークス獲得:2024年ドラフト2巡目指名権、現金
ウォリアーズ獲得:2019年ドラフト指名権(2巡目41位)
■バックス ⇔ ピストンズ
バックス獲得:ジョン・ルアー(F-C)
ピストンズ獲得:トニー・スネル(G)、2019年ドラフト指名権(1巡目30位)