チームの大きな改革を望むロケッツ
6月27日(現地時間26日)、現地メディア『ESPN』によると、ヒューストン・ロケッツは十分にサラリーキャップのあるチームに対して、クリント・カペラ、エリック・ゴードン、PJ・タッカーらの3人のトレードを模索しているという。その理由はフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジミー・バトラーのサイン・アンド・トレードが狙いだという。
ロケッツは、まずゴードンら3選手のトレードによって価値ある1巡目指名権を他球団から獲得し、そしてその指名権を利用することでバトラーとの大きなトレードを成立させたいようだ。
もしバトラーとシクサーズ側がこの提案を検討するとすれば、ロケッツはこれらの内容を成立させるために、上記のトレード候補の選手を2人か3人を含んだ上でシクサーズとのトレード、もしくはバトラーの契約額にマッチする第3のチームも模索する必要がある。
しかし、シクサーズはバトラーとトバイアス・ハリスとの再契約に自信を持っており、ロケッツとのトレードに関心があるかどうかはまだ不透明とのこと。一方でロケッツはこのサイン・アンド・トレードによって、ジェームズ・ハーデンとクリス・ポールに次ぐ第3のオールスター選手の獲得を熱望しており、バトラーの取引に関してシクサーズに強くコミットしていくとされている。
大きな改革を望むロケッツの動向に今後も注目したい。