2019.06.25

昨年中国で現役引退したステフォン・マーブリーが北京ロイヤルファイターズの指揮官へ

CBAチームのヘッドコーチ就任となったマーブリー[写真]=Getty Images
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マーブリーはNBAで13年プレーし、10年からCBAで3度の優勝を経験

 6月25日、中国のプロバスケットボールリーグ(CBA)の内部関係者が報じたところによると、ステフォン・マーブリー(元ニューヨーク・ニックスほか)が、北京ロイヤルファイターズのヘッドコーチ(HC)へ就任することになったという。

 マーブリーは188センチ81キロのポイントガード。アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)やコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、スティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)、レイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)といった豪華な選手たちが指名された1996年のドラフトで1巡目4位指名を受けてNBA入り。

 ミネソタ・ティンバーウルブズからキャリアをスタートさせたマーブリーは、その後ニュージャージー・ネッツ、サンズ、ニックス、セルティックスで計13シーズンをプレー。オールスター選出2度、オールNBAチームに2度選ばれた実績を引っ提げ、10年にCBAへと活動の場を移していった。

 マーブリーはCBAキャリアにおいて、3度のチャンピオンに輝くなど、外国籍出身選手として最高級のキャリアを送り、昨年、CBAの北京フライドラゴンズで現役を引退していた。

 中国メディアによると、マーブリーの契約は3年。「この機会をいただくことができ、感謝している。僕は自分のすべてを(HCとして)サイドラインから注ぎ込むつもりだ。終わりというのは新たなスタートでもあるんだ。僕はまたCBAに戻ってくるよ」と、マーブリーは中国のSNS“Weibo”へ投稿し、新たな挑戦にエキサイトしている。

大勢のファンに囲まれる中、惜しまれながら引退となったマーブリー[写真]=Getty Images