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サンダーに2連勝したウェンバンヤマ「相手はクリスマスでこれまで以上に集中してくる」

スパーズのウェンバンヤマ(左)[写真]=Getty Images
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 12月24日(現地時間23日、日付は以下同)。昨シーズンの王者オクラホマシティ・サンダーが、敵地フロストバンク・センターへ乗り込み、サンアントニオ・スパーズと対戦した。

 両チームは14日の「エミレーツNBAカップ2025」準決勝で激突。ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われた一戦は、スパーズが2点差(111-109)でサンダーを下し、連勝を16で止めていた。

 スパーズのホームで迎えた今シーズンの第2ラウンドは、サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーがゲームハイの33得点に3リバウンド8アシスト、ジェイレン・ウィリアムズが17得点6リバウンド8アシスト2スティールを残すも、試合時間48分間のうち31分36秒間でスパーズがリードを保持し、最大21点差をつけて最終スコア130-110で勝利して2連勝。

 連勝を7へ伸ばしたスパーズでは、ケルドン・ジョンソンが5本の3ポイントシュート成功を含む計25得点、ステフォン・キャッスルが24得点、ハリソン・バーンズが20得点、デビン・バセルが17得点5リバウンド、ビクター・ウェンバンヤマが12得点5リバウンド3アシスト、ディラン・ハーパーが10アシスト5スティールを残した。

 25日の時点で、サンダーがウェスタン・カンファレンス首位の26勝4敗で、スパーズが同2位の22勝7敗。両チームは3.5ゲーム差あるとはいえ、直接対決ではここまでスパーズが2戦負けなし。

 この日もベンチスタートで23分8秒のプレータイムだったウェンバンヤマは0ブロックに終わったことで、レギュラーシーズン連続ブロックショット試合数が101で途切れた。とはいえ、出場時間帯における得失点差では6得点9アシストを残したディアロン・フォックス(+18)に次いでチーム2位の+13を残しており、攻防両面においてその存在感は驚異そのもの。

 この10日間で、スパーズは王者サンダーから2度も勝利した。ウェストトップ2にいることもあり、ライバル同士になりつつあると言えるだろう。ウェンバンヤマはこう話す。

「ライバル関係と言うにはなんか変な感じがするね。だって、これは自然と生まれてくるものだから。今後、ライバル関係になる可能性がないとは言っていない。すぐにでもそうなるといいね。そして、僕らはその位置へと確実に近づいている」

 NBAカップの準決勝でも対戦したことで、サンダーとスパーズは計5度も対決する。次戦は中1日を空けて、26日にスパーズが敵地ペイコム・センターでサンダーとの“クリスマスゲーム”へ臨む。

「相手はおそらく、クリスマスゲームでこれまで以上に集中して戦うだろう。彼らは豊富な戦力を持つチームなんだ」とウェンバンヤマが話していたように、サンダーはマスト・ウィン・ゲームと受け止めているはず。

 ウェストのトップ2による今シーズンの“第3ラウンド”は、白熱した展開となるかもしれない。

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