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スパーズに2連敗を喫したサンダーのSGA「相手は思いどおりに試合を進めていた」

スパーズ戦で33得点を奪ったSGA[写真]=Getty Images
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 12月24日(現地時間23日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーは、敵地フロストバンク・センターで行われたサンアントニオ・スパーズ戦に110-130で敗れたことで、26勝4敗となった。

 昨シーズンの王者は依然としてウェスタン・カンファレンスならびにリーグトップにいるものの、直近5戦を2勝3敗と負け越しており、スパーズには14日の「エミレーツNBAカップ2025」準決勝に続いて2連敗を喫することに。

 今シーズン2度目の対戦となった24日は、同点13度、リードチェンジ15度を記録したとはいえ、スパーズが31分36秒間にわたってリードを保持。しかも終盤になるにつれてリードを広げ、試合時間残り1分23秒にケリー・オリニクがフリースロー1本を沈めたことで126-105の21点差が開いた。

 『ESPN』によると、今シーズンのサンダーが20点以上のビハインドに陥ったのは初とのこと。平均の得失点差で+14.9を誇るサンダーは、スパーズの好守の前に15本のターンオーバーを喫して計20得点を献上していた。

 この日サンダーではシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以降SGA)がフィールドゴール成功率63.6パーセント(14/22)でゲームハイの33得点に3リバウンド8アシスト、ジェイレン・ウィリアムズが17得点6リバウンド8アシスト2スティール、ルーゲンツ・ドートが15得点、ケンリッチ・ウィリアムズが10得点、アイザイア・ハーテンシュタインが8得点12リバウンドを記録。

 SGAはレギュラーシーズン連続20得点超えの試合数を101まで伸ばし、歴代トップに立つウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか/126試合)に続いてNBA史上2人目となる100の大台を突破した。

 ただ、この試合を終え、SGAはこう悔やんでいた。

「相手はコートの両エンドで、本当に自分たちの思いどおりに試合を進めていた。オフェンスでは望むことを何でもやっていたし、ディフェンスでは僕らを停滞させて、ほとんどの時間で圧倒していた。強いチームと対戦する時は、そんな状態で長時間プレーするわけにはいかない。自分たちが崩れてしまうんだ」

 ウェスト首位サンダーと22勝7敗で2位にいるスパーズは、26日の“クリスマスゲーム”で再び激突する。サンダーがホームのペイコム・センターでリベンジし、勝利を飾ることができるか注目していきたい。

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